『デモンエクスマキナ』無料大型アップデートにより対戦プレイモード追加。全国のアウターよ、首を賭け鎬を削れ

 

マーベラスは10月10日、ハイスピードメカアクションゲーム『DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)』における最新アップデートデータの無料配信を行った。これにより「対戦プレイモード」と「決闘」システムがゲーム内に追加され、ローカル通信やオンラインプレイを通じて、全国のプレイヤーと互いの腕を競い合うことが可能となる。なおオンラインでの対戦形式をプレイするためには、別途「Nintendo Switch Online」への加入が必須となることに注意したい。

この度実装された対戦プレイモードは真剣勝負が楽しめる「1vs1」 モードと、僚機と共に戦場を駈ける「2vs2」モードの2種類。ゲーム内拠点であるハンガーのオンライン用端末からアクセスできる。対戦方針については全国に潜在するアウター同士の格付けを行う1vs1専用の「ランクマッチ」と、ランクに囚われず自由なレギュレーションで戦える「カスタムマッチ」が存在している。戦いの基本的なルールとしては制限時間内に機体毎に設定されたVPを0にするという至極単純なもの。しかし本作にはVPを一定量回復させる装備が実装されているため、ただ撃ち合っているだけではジリ貧に陥ってしまう。電撃装備でアーセナルを完全に拘束する、エリア外(水中など)に弾き飛ばす、そもそも回復させない程の猛攻を仕掛けるなど、本編での遊び方とはまた異なるプレイスタイルを、プレイヤーは要求されることになる。

ランクマッチで勝利すると自らの首に賞金がかけられ、これが順位の指標となる。戦いに勝利すると対戦相手の賞金を獲得すると共に自身の金額=順位が上昇し、逆に負ければ順位と懸賞金が下降していくという仕組みだ。プレイヤーは世界中のアウターのランキングを表示する「GLOBAL」、国ごとのランキングを表示する「REGION」、フレンド内でのランキングを表示する「FRIEND」という3つの視点から自身の立ち位置を観測することができる。カスタムマッチに関しては1vs1、2vs2共にプレイヤーごとの対戦内容を決めた「ルーム」を作成/検索し、メンバーが揃ったところで対戦を開始するという形式となっている。現時点でレギュレーションの設定は無効となっているが、今後のアップデートに伴い実装されることだろう。既に武器間のパワーバランスに関するアップデートが公式Twitterより予告されている。

加えて対戦モードとは別に、協力プレイ中に僚機に対してその場で対戦を申し込める「決闘」システムが実装された。これはオーダー達成後の帰還準備段階に限り僚機を攻撃し、攻撃を受けた側が攻撃をし返すことで対戦が即座に発生するというものである。決闘は帰還を終えるまで続き、全員が申し出に応じれば最大4人でのバトルロイヤルが可能となる。時間内に見事1人でも打ち取ることができれば結果は賞金の増減として反映されるため、戦いに応じるかどうかは慎重に考えたいところだ。

今回配信されたアップデート内容は前もって公開済みであるロードマップに示された、数ある内容のうち第一弾。11月には新規ボス、12月には新たな協力プレイの実装と、まだまだ本作の大型無料アップデートは続くため、目の前の戦いに勤しみつつ、来る新たな戦場に向けて準備を怠らないようにしたいものである。

また、本作のDLCとして書道家・武田双雲氏が執筆したアーセナル用デカール8種入りセット「武田双雲・書 」が無料配信を開始している他、Twitterにてオリジナルポスターのプレゼントキャンペーンが執り行われているため、そちらのチェックもオススメする。