『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』Switch/PS4向けに2020年1月23日発売。菌糸に汚染された滅亡後の世界で、ロボットが少女を世話するRPG
日本一ソフトウェアは10月3日、ローグライクお世話RPG『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』を2020年1月23日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4。価格は税抜6980円。『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』は、謎めいたトレイラーを更新する形式で徐々に情報公開を行い、9月26日にタイトルが明かされた作品。発売日の発表に合わせて、公式サイトとティザームービーの公開も行われている。
『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』は、人類最後の少女「トリコ」を瓶詰めにして守るRPG。舞台となるのは、人類が滅亡し菌類によって汚染された世界。廃墟を彷徨っていたロボットは、身体にキノコが生えた状態の少女「トリコ」を衰弱した状態で発見し、保護することに。しかし、数百年放置された世界では、環境が激変して大気も汚染されており、そのままでは「トリコ」が生きていくことはできない。そこで、トリコが生存できる環境として「テラリウム」を用意し、彼女のためにロボットが食料を調達したりなど、世話をするというのが本作の目的となる。
プレイヤーはロボットを操作し、「トリコ」に必要な食料の確保や「テラリウム」の環境を充実させるため、廃墟を探索。廃墟には、人類滅亡後も自己進化し続けた機械や、汚染によって突然変異した異常生物が徘徊しており、危険が待ち構えている。また、トリコは「テラリウム」の中にいると言っても安全ではなく、風邪にかかったりなど、体調を崩してしまうこともあるため、廃墟の探索では薬なども手に入れる必要があるのかもしれない。
なお本作のディレクター及びキャラクターデザインは、『htoL#NiQ-ホタルノニッキ-』『ロゼと黄昏の古城』でもディレクター及びキャラクターデザインを務めた古谷優幸氏が担っている。公式サイトには「この肉の塊は…?」というテキストと共に、テラリウムの中へ少女の代わりに肉塊の設置された画像が掲載されているが、『htoL#NiQ-ホタルノニッキ-』『ロゼと黄昏の古城』でも少女を散々酷い目に合わせてきた古谷優幸氏が手掛けているだけに、そういう結末もあるのだろう。
日本一ソフトウェアのオフィシャルショップでは、「Nippon1.jpショップ限定版」の予約がスタートしている。限定版には『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』本体に加えて、オリジナルのラバーストラップとイラストブックレット付きのサウンドトラックCDが付属。価格は税込10978円。特典の詳細や画像については後日公開予定とされている。