小島秀夫監督がPS4『DEATH STRANDING』のマスターアップを報告。11月8日のリリースが確定


Kojima Productionsは9月26日、『DEATH STRANDING(デス・ストラディング)』がマスター承認を受けたと公式Twitterにて発表した。『DEATH STRANDING』は、『メタルギアソリッド』シリーズなどに携わってきた小島秀夫監督が手がける新作。コナミ独立後初めての作品だ。ソニー・インタラクティブエンタテインメントがパブリッシングされる、PlayStation 4独占タイトルである。ダウンロード版の価格は、税込7452円。11月8日の0時からプレイ可能予定だ。小島秀夫監督自身もTwitterでゴールドマスター承認を報告しており、SIEやGuerrilla Games、本作に関わったキャストやアーティスト、関係者やファンに向けた感謝が綴られている。

『DEATH STRANDING』は、分断された世界をもう一度繋げ直すストランドゲーム。舞台となるのは、「デス・ストランディング」と呼ばれる現象が起き、都市やそこに暮らす人々が分断されてしまった世界。主人公のサム・ポーター・ブリッジズは、大統領から任務を受け、カイラル通信ネットワークを繋ぐため、あの世と繋がった赤ん坊「BB」と共に西へ向けて北米大陸を横断し、世界を再び繋いでいく。

なお、ストランドゲームとは小島秀夫監督が提唱する本作のジャンル。公開されている情報から読み解くと、ゲーム内でカイラル通信を繋ぐことでオンラインに繋がり、他のサムの辿った痕跡や、設置した橋・看板などが現れる仕組みに、オープンワールドを組み合わせたシステムが採用されている。北米大陸には、目に見えない敵「BT」や「ミュール」と呼ばれる配達症候群の集団があちこちに点在し危険が蔓延っているほか、滑ってしまう足場や川の深さなどが設定されており、物資や装備を携行して長距離を旅するだけでも困難が予想される。カイラル通信が繋がることで、他のサムの痕跡が見えるようになり安全なルートがわかったり、誰かが置いていった装備や乗り物などを利用できるようになるなど、繋がりが体感できる作品となっているようだ。

先日放送された第3回「State of Play」では、『DEATH STRANDING』のパッケージ版とPS4 Proをセットにした「PlayStation 4 Pro DEATH STRANDING LIMITED EDITION」の発売も発表されている。白をベースに黒い手形の意匠が施された特別デザインモデルのPS4 Pro、主人公サムが装備しているBBポッドをイメージした黄色いカラーのコントローラー、ゲーム内アイテムやオリジナルミュージック集のコードも収録。小島秀夫監督自身も監修に関わっているそうで、PS4 Proの手形には世界地図が入っているのだとか。数量限定で『DEATH STRANDING』と同日である11月8日発売が予定されている。