『侍道外伝 KATANAKAMI』PS4/Switch/Steam向けに2020年初頭発売予定。ハクスラになった侍道スピンオフ
スパイク・チュンソフトは9月24日、『侍道外伝 KATANAKAMI』の公式サイトを公開した。『侍道外伝KATANAKAMI』は、アクワイアが開発する見下ろし視点のハック&スラッシュ系アクションRPG。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/Steam。発売時期は2020年初頭が予定されており、価格は税別3980円。公開された公式サイト上では、本作のストーリーやキャラクター、スクリーンショットなどが確認できる。
『侍道外伝 KATANAKAMI』は、アクワイアが手掛ける『侍道』シリーズのスピンオフ作品だ。『侍道』シリーズは、アクワイアが開発を担当し、スパイクから発売されていたアクションADV。和風の世界観をベースに、選択肢や行動の幅による自由なシナリオや、マグロやネギを手に戦えることなどユーモア溢れる要素もあり、多彩な武士道が描いていたタイトルだ。『侍道外伝KATANAKAMI』では、従来の『侍道』シリーズとは異なるハックアンドスラッシュ系のシステムを採用しており、シリーズ作品の奥深い剣術アクションはそのままに、ダンジョンを探索して名刀を手に入れていくハクスラらしい遊びが用意されているという。
今作の侍は、借金のカタとして娘を連れて行かれてしまった刀鍛冶に対し、突如返済の手伝いを申し出たという謎の人物。鍛冶屋の傍には異界へ繋がる一本松が生えており、ダンジョン内で手に入れた刀や、集めた素材を使って作った武器を販売し、借金を返済して鍛冶屋の娘を救うことが目標となる。昼間は峠の鍛冶屋で金策に勤しみ、夜はダンジョン内で探索に励む、昼夜のサイクルによってゲームが進行。ダンジョン内は、自動生成によって入るたび構造が変化するシステムが採用されているほか、侍が装備している武器によってアクションが変化するため、何度も新鮮なプレイ体験が味わえるそうだ。また、峠には赤玉党/黒生家/役場町の3勢力が存在していて、刀が大量に必要であり、鍛冶屋が儲かる状況を作り出すことで、鍛冶屋が儲かるシステムも採用されている。
『侍道』シリーズのスピンオフ作品としてこれまでの作品とは異なるアプローチがとられている本作だが、公式サイトによれば『侍道』シリーズで馴染みのあるキャラクターも登場予定だという。また2人で遊べるオンラインマルチプレイにも対応するとのこと。正当な続編への期待を決めつつ、本作の行く末を見守っていきたいところだ。