『日之丸子』PS4/Nintendo Switch向けに発表。占領された日本が舞台の、タムソフトが開発する美少女ミリタリーアクションゲーム
新潟に拠点を置くゲーム会社Pikiiは、『日之丸子』をPlayStation 4及びNintendo Switch向けに発表した。『日之丸子』は、タムソフトが開発するアクションゲーム。ティザーサイト及びティザートレイラーが公開されており、トレイラーからは、画面の中を動き回る「日之丸子」の姿や、本作の舞台設定の一端が垣間見れる。
『日之丸子』は、少女が巨大メカを相手に戦う本格アクションゲームだ。舞台となるのは、西暦2039年の大日本帝国。100年続いた大東亜戦争で敗北を繰り返した大日本帝国は、国土が荒廃し、大部分を敵国に占領されている。帝都東京にアメリカとソ連の両軍が迫っており、滅亡はもはや秒読みだ。そんな中、大日本帝国の勝利と大義を万国へ向けて明らかとするため、軍の切り札「改革武士」として戦場に投入されたのが、タイトルと同名の少女「日之丸子」。
トレイラーでは、彼女が和風の意匠を取り入れた制服風の衣装に身を包み、身長の倍以上はあるフェンスを一息に飛び越えて、軍事施設へ侵入。体術を駆使して敵軍の兵士を次々になぎ倒し、巨大なロボットへ向けて炎を放ったり、金髪の少女が繰り出す斬撃を篭手で受け止める様子が映されている。映像の中では、左手の篭手が変形するシーンも確認できるが、感情を抑えた喋りから、もしかすると「日之丸子」はロボットなのかもしれない。
前述のとおり、本作の開発はタムソフトが担当。「日之丸子」と金髪の少女の3Dモデルの出来栄えや、短い映像の中でも赤い布地が容易に視認できることなどは、『閃乱カグラ』シリーズや『ドリームクラブ』、『お姉チャンバラ』シリーズなどを手掛けてきた同社らしいこだわりと言える。また、「日之丸子」の制服の側面に布が無いことや、金髪の少女がジャケットしか着ていないことは、おそらく戦争が長引いたことにより素材が足りなくなっているか、脱いだほうが強くなるのだろう。ティザーサイトには情報が掲載されておらず、不明瞭な点ばかりだが、発売日や価格を含め、まずは続報を待ちたいところだ。