「アトリエシリーズ」の「黄昏」シリーズ3作品DX版が発表。PlayStation 4/Nintendo Switch/Steam向けに、9月26日予約開始

コーエーテクモゲームスは9月14日、「アトリエシリーズ」の「黄昏」シリーズ3作品のDX版を正式に発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Nintendo Switch/Steam。

コーエーテクモゲームスは9月14日、東京ゲームショウ2019内のステージにて、「アトリエシリーズ」の「黄昏」シリーズ3作品のDX版を正式に発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Nintendo Switch/Steam。これまでのPlusシリーズやDLCを収録し、9月26日より予約開始(ガストショップでは10月1日開始)。細井順三プロデューサーによれば、追加要素も多少あり、ユーザーの声が届いた作品になっているそうだ。

なお、ガストショップが10月1日にリニュアルオープンするが、配信では「黄昏トリロジー3部作 ガストショップ限定コンボセット」も映されていた。

今回DX版が発表された「黄昏」シリーズは、「アトリエシリーズ」の内、「アーランドシリーズ」と「不思議シリーズ」の間に開発された3部作。大地が衰え水が枯渇し、世界を緩やかに蝕んでいく「黄昏」と呼ばれる現象が起こっている世界を舞台に描いた、『アーシャのアトリエ~黄昏の大地の錬金術士~』『エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~』『シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~』の3作品を指す。オリジナル版は、2012年から2014年にかけてPlayStation 3向けに発売されており、キャラクターデザインはイラストレーターの左氏が担当。『エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~』については、2014年にテレビアニメ化を果たしている。

画像は配信画面からのキャプチャーです
画像は配信画面からのキャプチャーです

「アトリエ」シリーズらしく各作品の主人公は若き錬金術士で、採取した素材を使って調合を行う錬金術のシステムを搭載。また、『エスカ&ロジーのアトリエ』では古式錬金術を使う食いしん坊錬金術士エスカ・メーリエと、中央で最新の技術を学んだ錬金術士ロジックス・フィクサリオ。『シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~』では船の一族の錬金術士シャリステラと、駆け出しの貧乏錬金術士シャルロッテ・エルミナス、それぞれ2人の主人公が用意されており、選択した主人公によってシナリオ描写が異なる主人公選択制が採用されている。

「アトリエシリーズ」の最新作『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』の発売日と同日である9月26日に予約開始となる「黄昏」シリーズDX。発売日や価格、追加要素がどのようなものとなるのかなど、まずは続報を待ちたいところだ。

【UPDATE 2019/9/17/19:10】
コーエーテクモゲームスは9月17日、「黄昏」シリーズDX版について、追加情報を公開した。プレスリリースによれば、『アーシャのアトリエ~黄昏の大地の錬金術士~』『エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~』『シャリーのアトリエ~黄昏の海の錬金術士~』3作品とも今冬発売予定。DX版独自の要素として「戦闘早送り」やフィールド上を素早く探索できる「走る」といったテンポを向上させる機能を追加。また、高解像度への対応も行われており、「黄昏」の世界がより繊細な表現で蘇るそうだ。ティザーサイトも公開中となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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