PS4『新サクラ大戦』が2020年にテレビアニメ化。「新サクラ大戦 the Animation」では、主人公が天宮さくらに


セガゲームスは9月13日、「東京ゲームショウ2019」内セガゲームス・アトラスブースで行われたステージイベントにて、ドラマチック3DアクションADV『新サクラ大戦のテレビアニメ化を発表した。『新サクラ大戦』は、架空の大正29年帝都・東京を舞台に描かれる、12月12日発売予定のPlayStation 4用ソフト。アニメ版は、「新サクラ大戦 the Animation」として、2020年に放送予定。発表にあわせて、30秒のトレイラーが公開中となっている。

「新サクラ大戦 the Animation」は、『新サクラ大戦』のアニメ化作品。テレビアニメ化にあたり、主人公の変更が行われており、ゲーム版では帝国華撃団・花組の隊長「神山誠十郎」が主人公を務めるが、アニメ版では帝国華撃団・花組の隊員1人「天宮さくら」に変更。彼女を中心に、『新サクラ大戦』の新たな物語が描かれるそうだ。トレイラーでは、「サクラ大戦」らしいお馴染みのBGMと共に、3Dモデルの『新サクラ大戦』のヒロイン達がステージの上で踊る姿や、カラフルな5体の霊子兵器が空から降ってくるシーンなどが確認できる。また、オープニング曲はゲームの主題歌でもある「檄!帝国華撃団<新章>」となる。

制作を手掛けるのは、3DCGのアニメーション制作会社「サンジゲン」。2013年に放送された「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」や2016年の「ブブキ・ブランキ」、劇場版「BanG Dream! FILM LIVE」や「ファイアーエムブレム 風花雪月」のゲーム内ムービーなどを制作してきた会社だ。監督は、「ソードアート・オンライン アリシゼーション」「境界線上のホライゾン」などの監督を務めた小野学氏。シリーズ構成を小野学氏と、アニメ版「ハイスコアガール」を含めた多数の作品でシリーズ構成を務めた脚本家の浦畑達彦氏が担当する。

なお、『新サクラ大戦』については9月12日にも、ストーリートレイラーやゲームトレイラーなどの情報が公開されている。イラストレーターの島田フミカネ氏がキャラクターデザインを手掛ける「伯林(ベルリン)華撃団 ・シュヴァルツシュテルン」の隊長「エリス」と隊員「マルガレーテ」の2人も新キャラクターとして紹介されたが、注目を集めているのは仮面を被った謎の人物「夜叉」だ。

「帝鍵」という道具を探しているそうだが、紹介文の文量が他の2名に比べて少なく、声優が「サクラ大戦」シリーズのヒロイン真宮寺さくら役を務めた横山智佐さんであることと、かつての帝国華撃団・花組のトップスタァの姿に似ていることしか明かされていない。ほぼ答えが書いてある気もするが、一体誰なのだろうか。

放送時期や放送局などの情報については、今後随時公開されるという。シリーズファンの方は続報を待ちつつ、アニメでの「帝国華撃団・花組」の活躍に期待すると良いだろう。