Appleは9月11日、Appleデバイス(iPhone、iPad、Mac、Apple TV)を対象としたゲーム定額サービスApple Arcadeを9月19日に開始すると発表した。iOS13の配信とともにスタートするという。
Apple Arcadeは月額600円となっており、初月の利用料金は無料。もちろん、ゲーム内の広告やアプリ内課金はなし。100を超えるタイトルを自由に遊ぶことができるほか、オフラインのプレイに対応。1人のユーザーが加入していれば、6人までアクセスできるという。タイトルは今後数週間にわたって増えていくとも。操作面では、タッチコントロールやSiri Remoteに加え、一部のゲームではBluetooth対応のXbox ワイヤレス コントローラー、PlayStation DUALSHOCK 4、MFiゲームコントローラなどのコントローラーをサポートするとのこと。
ラインナップとしては、発表時からミストウォーカーの坂口博信氏の新作『FANTASIAN』や『シムシティ』の生みの親ウィル・ライト氏新作など、豪華なラインナップが公開されていたが(関連記事)、それらに加えて新たな登場タイトルが予告されている。以下、今回が情報初出の新作を公式サイトより抜粋。
チューチューロケット!ユニバース
・「チューチューロケット!ユニバース」では、セガの人気キャラクター、チューチューたちが不思議で素晴らしい惑星に満ちた宇宙へ飛び出し、100を超える驚きのパズルを楽しめます。
Exit the Gungeon
・Devolverの「Exit the Gungeon」では、プレイヤーは行く手を塞ぐ危険な障害物や敵が増え続ける地獄の迷宮から脱出しなければなりません。
PAC-MAN Party Royale
・バンダイナムコの「PAC-MAN Party Royale」は、誰でも気軽に楽しめる、まったく新しいゲームで、4人のプレーヤーがバトルモードで闘い、最後まで残ったパックマンが勝利となります。
Rayman Mini
・Ubisoftの「Rayman Mini」では、レイマンが蟻のサイズまで小さくなります。プレーヤーは昆虫、キノコ、植物を使ってできるだけ速く世界を駆け抜けるか、最高得点を目指して何度もやり直します。
VARIOUS DAYLIFE
・スクウェア·エニックスの「VARIOUS DAYLIFE」は「ブレイブリーデフォルト」と「オクトパストラベラー」のクリエイター達によるまったく新しいロールプレイングゲームです。帝国歴211年、プレーヤーは新たに発見された大陸を冒険しながら、エレビアの街で充実した生活を楽しみます。
気になるのは、『Enter the Gungeon』関連作と思われる『Exit the Gungeon』や『オクトパストラベラー』開発チームによる新作『VARIOUS DAYLIFE』などだろうか。『チューチューロケット!』のような懐かしいタイトルが新たな活躍の場を得て復活するのも嬉しいところ。ゲーム自体の詳細発表は、各メーカーからされることだろう。月額600円でさまざまな作品が遊べるApple Arcadeは、Appleデバイス向けに9月19日ローンチ予定だ。