『CODE VEIN』体験版のアップデートが予告。マルチプレイの実装やキャラクリデータの保存、さらなるダンジョンの追加も

 

バンダイナムコエンターテインメントは9月7日、現在配信中のアクションRPG『CODE VAIN』の体験版に関するアップデート情報を公式Twitterアカウントにて発表した。なお、製品版の発売予定日は9月26日。価格はパッケージ版、DL版どちらも同じく8200円(税別)となっている。

『CODE VEIN』は突如出現した赤い霧によって変貌した人間―「吸血鬼」(レヴナント)達によって築かれた閉鎖社会を舞台とする探索型アクションRPG。プレイヤーは「他者の血液から特殊能力を得ることのできる」吸血鬼として、自らの失われた記憶と世界の真相を求め、仲間と共に歩を進めていく。今回公式から発表された情報は以下の3点。「マルチプレイモードの追加」「体験版で作成したキャラクターメイキングを製品版へ引継ぐ機能」「深層の高難易度ステージ贄の街の追加」だ。

先ず「マルチプレイモードの追加」に関しては、製品版と同様、複数プレイヤー達による協力プレイでゲームが進行可能となる機能が追加されるというものである。公式HP内における製品版に関する情報によれば、救援を要請したいエリア内で救難信号を送ることにより、条件を満たしたプレイヤーをその場に誘致することができ、そのままダンジョン探索へ進行することが可能だという。

本作は予てから高難易度ゲームであることを謳っており、事実登場する敵たちはザコキャラボスキャラ関係なく、その攻撃は強力無比。作中キャラクターが戦闘をサポートする「バディ」システムが備わっているとは言え、『CODE VEIN』のような形態のゲームに慣れているプレイヤーならまだしも、初挑戦となる方や、ゲームそのものに関して右も左も分からないような方が必ず最後までクリアできるかどうかは分からない。今回実装予定であるマルチプレイモードの登場は、上記のようなユーザーがそれまでの体験版において感じたであろう、負のプレイフィールを取り払い、本作に対する印象を新たにする良い機会となるだろう。

また製品版に纏わる情報によれば、単純な協力プレイのみならず、「スタンプ」「ジェスチャー」「ボイス」の3要素を組み合わせたオリジナルのエモーションを作成、用いることで、プレイ中にプレイヤー間で簡単なコミュニケーションをとることが可能となるようだ。

2つ目の「体験版で作成したキャラクターメイキングを製品版へ引継ぐ機能」に関しては読んで字の如く、体験版のキャラメイキングデータを製品版へ持ち越せる機能である。本作はキャラクターメイキングに関してかなりの自由度を誇っており、顔のパーツの位置調整から色彩に関する微調整、果てはキャラクターが身につけるアクセサリにまで手を入れることができる。なんとも作り込み甲斐がある内容となっているため、時間をかけて自身の分身たるキャラクターを制作したプレイヤーにとっては非常に嬉しい機能と言えるだろう。

最後の「深層の高難易度ステージ贄の街の追加」については情報が全く明らかとなっていないが、おそらく体験版クリア後に挑戦できる「深層」(高難易度)ステージの更なる追加であると考えられる。ツイートに掲載されたキャプチャ画像には、「氷刃の使者」と名付けられた鋭利な氷塊を操るボスキャラが掲載されており、さらなる激闘の到来を予感させる。

なお、上記の3要素がいつ実装されるかは現時点で未定となっている。体験版を既にプレイ済みのプレイヤーだけでなく、高難易度という点に躊躇しプレイを検討している方も、首を長くして待ちたいところだ。ドラマティック探索アクションRPG『CODE VEIN』は9月26日発売予定である。