『ヘッドライナー:ノヴィニュース』Switch/PS4/Xbox One向けに12月12日発売。編集長となって世論を左右する短編ADV


コーラス・ワールドワイドは9月6日、『ヘッドライナー:ノヴィニュース』を国内向けに正式発表した。『ヘッドライナー:ノヴィニュース』は、アメリカのインディーゲームスタジオUnbound Creationが手掛ける短編ADV。発売日は2019年12月12日で、対応プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One。価格はダウンロード版が税込1600円。サウンドトラック付きのパッケージ版(Nintendo Switch/PlayStation 4のみ)が税込4378円。なお、本作はSteamにて『Headliner: NoviNews』として2018年10月に発売済みのタイトル。Steam版は日本語には対応していないものの、219件のレビューを獲得し、非常に好評となっている。

『ヘッドライナー:ノヴィニュース』は、新聞社の編集長となって世論を操り、14日後の結末を見届ける短編ADVだ。架空の国「ノヴィスタン」を舞台に、プレイヤーは新聞社「ノヴィニュース」の編集長として、世界を動かしていくことになる。具体的には、プレイヤーのデスクには毎日ニュース記事が送られてくるので、その採用/不採用を判断して、紙面に掲載する記事を選択。ニュース記事の中には、健康保険の国営化に関するものや、新聞社のスポンサーである飲料会社を糾弾する記事など、政府批判からフェイクニュースまでさまざまなものが含まれている。どんな記事をニュースとして新聞で取り扱い、世間に広めるのか―――その判断によって世界に影響を及ぼし、ストーリーが変化していく。

また、本作には上司や同僚、心を病んでいる兄などのキャラクターたちが登場。ニュースは彼らの行く末にも影響を与え、上司が秘密警察に突然逮捕されたりすることもあるという。プレイする期間は14日間とそう長くはないが、理想的な結末のためには、反響をしっかり考慮してニュースを選択していくことになる。

前述のとおり、本作はアメリカのインディースタジオUnbound Creationが開発しており、Steamでは『HEADLINER』『Karaski: What Goes Up…』『Postmortem: One Must Die (Extended Cut)』を配信している。中でも、『HEADLINER』は『Headliner: NoviNews』の1年前にリリースされた作品で、本作と同様のテーマを扱い、日本語への対応も行われている。価格は298円と安いので、本作が気になる方は、まずは『Headliner』をチェックしてみるのも良いかもしれない。また、9月12日から9月15日まで開催される東京ゲームショウ2019内KONAMIブースでは、日本語化された『ヘッドライナー:ノヴィニュース』がプレイアブル展示されるそうだ。