マーベラスは9月2日、Nintendo Switch用ソフト『デモンエクスマキナ』のローンチトレイラーを公開した。『デモンエクスマキナ』は、9月13日発売予定の完全新作メカアクションゲーム。価格は税別7800円。今回公開されたトレイラーでは、声優の大塚明夫氏によるナレーションと共に、人類の存亡を賭けた戦いに挑む傭兵たちの信念や思いが描かれている。
https://www.youtube.com/watch?v=SbwFzBnZWkk
『デモンエクスマキナ』は、外部装甲「アーセナル」を操り戦う3Dメカアクションゲーム。舞台となるのは、月が落下したことにより文明が半壊し、新しいエネルギー資源「フェムト粒子」による恩恵と驚異に晒されている世界。「イモータル」と呼ばれる制御から離れたAIが人類に敵対しており、彼らを封じるために壁を建造。また、新たな人類「アウター」による傭兵集団「解放旅団」も設立。プレイヤーは、外部装甲「アーセナル」を駆るアウターの一人にして、傭兵としてイモータルと戦い、血と鋼鉄の物語が描かれる。
ゲームプレイとしては、戦場で撃破した敵からその場で装備を奪い、武器やアーマーを変更するシステムや、フェムトを使ってアーセナルの戦闘能力を一時的に向上させるシステムが搭載されている。攻撃力アップのアサルトシフト、速度を向上させるスピードシフトのほかに、周囲にバリアを展開するシールドシフトや、分身を作り出すミラージュがあり、これらを使い分けて戦うことになるという。アーセナルは、12のパーツによって構成されており、ライフルやショットガンなどの武器やアーマーも含めてカスタマイズ可能。カスタマイズは機体だけでなく、人体改造による人体へのカスタマイズも用意されていて、2段ジャンプなどのスキルを習得したり、性能を強化することもできるという。また、キャラクターメイキングによって、プレイヤーキャラクターの見た目や性別も自由に変更可能となっている。
今回YouTubeにて公開されたトレイラーでは、「人類の歴史は戦いの歴史だ」という謳い文句と共に、印象的な台詞やカットシーンが数多く収録されている。死んだほうが負けという、三下が語りそうな持論をテンション低めに語る女。戦場における判断や、何らかの選択に迷うものたち。全てを知り、新たな目覚めを目指し、決まっている未来の前では全てが無力だと、ラスボス風の言動を見せる男グリーフ。カエサルの名言「賽は投げられた」や、島津義久の「悪人こそ我が師なり」など、シーンに合わせた歴史上の人物の言葉も交えつつ、『デモンエクスマキナ』のストーリーや設定の一端が知れる内容となっている。本作のゲームプレイだけでなく、世界観などに興味がある方は2分19秒の動画を再生してみると良いだろう。