『龍が如く7 光と闇の行方』発表、2020年1月16日発売へ。最新作は新たな主人公を据えたライブコマンドRPGに


セガゲームスは8月29日、『龍が如く7 光と闇の行方』を発表した。対応プラットフォームはPS4で、2020年1月16日の発売を予定している。価格は税別8390円。初回特典としてはDLC装備アイテム「真島建設セット」プロダクトコードに、『龍が如く』コラボブランドグッズ抽選券が用意される。

『龍が如く7 光と闇の行方』は、ナンバリングシリーズ最新作。既報通り、これまでシリーズを背負ってきた桐生一馬にかわり、元・東城会系荒川組 若衆の春日一番が主人公を務める。荒川組の春日が、沢城丈の犯した罪を被るよう組長・荒川真澄から頼み込まれ出頭。18年もの時間を塀の中で過ごす。2019年に出所を果たすが、迎えてくれる人もいない。神室町に足を運ぶが、東城会は荒川真澄によって崩壊させられていた。荒川のもとへ向かった春日だが、親父と慕った荒川から銃口を向けられ、意識を失う。横浜伊勢佐木異人町で春日は目覚めたのだった。

なお、公式サイトでは今作のシナリオについて、「どん底の春日一番が、その求心力で多くの仲間を集め、共に成り上がり、巨悪を打ち砕くまでを描く重厚なストーリー」と紹介されている。キャストとしては、春日一番役には『龍が如く ONLINE』と同様に声優の中谷一博氏が起用されているほか、春日を毛嫌いする近江連合の若頭代行の沢城丈役には堤真一氏。春日を助けたホームレスのナンバ役には安田顕氏、組長の荒川真澄役には中井貴一氏が名を連ねている。

『龍が如く7 光と闇の行方』は、主人公以外にも要素が刷新されている。代表的なのは、戦闘システム。近年の『龍が如く』シリーズは、シームレスなアクションゲームとして仕上げられてきたが、新作では喧嘩アクションとRPGコマンドシステムが融合した「ライブコマンドRPGバトル」が採用されている。リアルタイムの喧嘩とコマンドRPGをまじえたものになるだろう。なおこの「ライブコマンドRPGバトル」は、今年4月のエイプリルフールのジョークとしても披露されていたが、その正体は最新作における主要システムであったようだ。

舞台となるのは、横浜・伊勢佐木異人町。東京・神室町の3倍以上に及ぶ広大な新エリアになるのだという。場所ごとに異なった顔を持つ横浜が描かれるとのこと。スクリーンショットでは、伊勢佐木町のにぎやかな商店街などが確認可能。これまでのシリーズの街とは、また異なる景色が楽しめるだろう。

『龍が如く7 光と闇の行方』は、PS4向けに2020年1月16日に発売予定だ。