コナミは8月20日、『eFootball ウイニングイレブン 2020』において「UEFA EURO 2020」との独占パートナーシップ契約を締結したことを発表した。独占ということで、オフィシャルなスタジアムやキットが『ウイニングイレブン』シリーズにおいて使用可能。他社シリーズにおいては、架空の大会名などの使用が強いられることになるだろう。
欧州最強の国を決める大会「UEFA EURO 2020」が独占で #ウイイレ 2020に搭載決定 ?✨
2020年春に、無料DLCとして配信される専用モードで欧州王者を決める戦いを、一足早くウイイレ内でお楽しみいただけます!
更に、eSports大会「UEFA eEURO 2020」の開催も決定!詳しくはhttps://t.co/pOGMayXwGh pic.twitter.com/9pK7sLbEZW
— ウイニングイレブン (@we_konami) August 20, 2019
「UEFA EURO」は、1960年のフランス大会からスタートし、2020年の大会で16回目を迎える60年の伝統がある大会。フットボールの本場である欧州の強豪国たちが優勝をかけて戦う。『eFootball ウイニングイレブン 2020』では、大会開幕前の2020年春に無料アップデートにて「UEFA EURO 2020」モードを実装予定。ナショナルチームを使用できるほか、50を超える欧州の国々のライセンスが搭載されるとのこと。
『eFootball ウイニングイレブン 2020』においては、『FIFA』シリーズを出し抜きユベントスの独占契約を取り付けていたコナミ。ライセンス面ではまだまだ『FIFA』が圧倒的であるものの、独占状態に風穴を作ったということで話題を呼んだ(関連記事)。そのほかコナミはイタリア・セリエAとリーグ単位でのライセンス契約を結ぶ(非独占)など、例年以上に順調な準備を進めてきた。「UEFA EURO」は、かつて独占し続けていたチャンピオンズリーグのライセンスやワールドカップほどインパクトはないが、ライセンス面で『FIFA』と戦っていこうという意思が読み取れる。
配信にむけて、段階的にさまざまなサプライズを用意してきた『eFootball ウイニングイレブン 2020』は、9月12日発売予定。PS4版においては、体験版が配信されているので、今作の出来栄えを見たい方はダウンロードしてプレイしてみるといいだろう。