新作『ウイニングイレブン』ではCロナウドも所属する人気チーム「ユベントス」が“独占”で登場。ライセンス戦争に大きな動き

コナミデジタルエンタテインメント(以下、コナミ)は7月16日、『eFootball ウイニングイレブン 2020』シリーズにおいて、イタリアのサッカークラブであるユベントスとパートナー契約を結んだと発表した。

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コナミはすでに『eFootball ウイニングイレブン 2020』では、マンチェスター ユナイテッドFCやFCバイエルン・ミュンヘンといった人気クラブと長期契約を結んできた。今回のユベントスとの契約は“独占”であるといい、つまりしばらくは『eFootball ウイニングイレブン 2020』が、チーム名やユニフォームやスタジアムなども含めてフルライセンスでユベントスを堪能できる唯一のコンソールゲームになる。なお選手に関しては、独占契約ではないので注意。

ユベントスは、国内リーグで8シーズン連覇、通算35回の優勝を果たしている強豪クラブ。確かな歴史と実績があり、カルチョ・スキャンダルなど引き金とした低迷期を経験しながら、アントニオ・コンテ(現インテル監督)氏が監督を務めて以来、後釜となったマッシミリアーノ・アッレグリ氏の監督期を含めて国内リーグ8連覇を果たしている。

キエッリーニらが締める堅牢なディフェンスラインに、ピャニッチがタクトを振りマテュイディらが躍動する中盤。ディバラらに加えて、2018/19シーズンから、レアル・マドリーから加わったクリスティアーノ・ロナウドが揃う厚みのあるFW陣。いずれのポジションにも選りすぐりのタレントが揃っているほか、元アーセナルのラムジーやお母さんが代理人のラビオなど、新戦力獲得にもスキがない。チェルシーから移ってきた元銀行マンであるサッリ監督が見せる攻撃的サッカーにはすでに大きな期待が寄せられている。

ユベントスが強豪として復活するきっかけのひとつとなったスタジアム「アリアンツ・スタジアム」は、細部に至るまで美麗に再現。ピッチからスタンドとの距離が近く、臨場感のある試合を味わえるスタジムの特徴を捉えているだろう。ピャニッチ選手をはじめ、17名の選手がリアルフェイスを搭載。チーム内の主力すべてのリアルフェイスが網羅されているわけではないが、人気選手は抑えられているだろう。また、パベル ネドヴェド選手もmyClubレジェンドとして登場するという。

 

人気サッカーゲームとしては『FIFA』シリーズが、ライセンス面で主要リーグを抑えており、正規の収録チーム数などでしばらく『ウイニングイレブン』を引き離していた。『ウイニングイレブン』も収録リーグを増やすべく試みているが、南米や東欧などが中心で、主要リーグはチーム単位での契約にとどまっていた。主要リーグを長年網羅し続けてきた『FIFA』であるが、そこからユベントスという人気チームのピースが外れてしまうことになる。『FIFA』の優勢が続くのは確かであるが、『ウイニングイレブン』側としては一矢報いたといったところだろうか。競技性の高いタイトルに改題するだけでなく、ライセンスでも『ウイニングイレブン』で攻めの姿勢を見せるコナミ。『FIFA』と『ウイイレ』のライセンス戦争は、今後もしばらく火花が散りそうだ。

【UPDATE 2019/7/17 9:40】
『eFootball ウイニングイレブン 2020』のユベントスライセンス独占を受け、『FIFA 20』のユベントスは「Piemonte Calcio(ピエモンテ・カルチョ)」なるチーム名で登場するという。選手やゲーム内のリアルフェイスは健在。ゲームプレイにも影響は出ないとのことだ。

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