『Indivisible』10月8日発売決定。『スカルガールズ』開発元が手掛ける2D横スクロールアクションRPG

『スカルガールズ』開発元新作『Indivisible』の発売日が10月8日に決定した。対応言語には日本語も含まれている。まずはPS4/Xbox One/Steam向けに同日発売され、後日Nintendo Switch向けにもリリースされる。『Indivisible』は東南アジアの神話をベースにした2D横スクロールアクションRPGだ。

【UPDATE 2019/08/09 14:10】
対応言語に関する記述を訂正。

【原文 2019/08/09 14:01】
ゲームパブリッシャーの505 Gamesは8月8日、アクションRPG『Indivisible』を10月8日に発売すると発表した。『Indivisible』は、2D対戦格闘ゲーム『スカルガールズ』の開発元Lab Zero Gamesによる作品。対応プラットフォームはSteam/PlayStation 4/Xbox One。対応言語には日本語も含まれている。後日(Coming Soon)Nintendo Switch向けにも発売される予定だ。

Steamのストアページ上では、すでに予約購入の受付が開始されており、10%オフの3852円で購入可能。予約特典として「追加キャラクターカラーバリエーションスキン」と、主人公アジュナのペット「ロティ」が旅についてくるDLCが付属する。

『Indivisible』は、リアルタイムな戦闘システムと、2Dアクションゲームの要素を取り入れた横スクロールアクションRPGだ。舞台となるのは東南アジアの神話をベースにしたファンタジー世界。主人公は、田舎町の外れで父親に育てられた勇敢な少女アジュナ。マーシャルアーツを習得している彼女が、町が襲撃されたことをきっかけに謎の力に目覚め、物語が幕を開ける。

アジュナが覚醒した力は、インカーネーションと呼ばれる化身達を召喚したり、融合して彼らの力や武器を手にするパワー。彼女は冒険の中でインカーネーションたちと出会い、彼らと共に戦ったり、力を借りて融合したりしながら冒険を進めていく。プレイヤーが操作できるキャラクターは20人以上。『ヴァルキリープロファイル』にインスパイアされており、戦闘には同作の影響が見られるシステムが採用されているようだ。また、本作のグラフィックでは、アニメ風のデザインが採用されていて、トレイラーからも手描きのキャラクターたちが画面の中を滑らかに動く様子が確認できる。

本作は、2015年にIndiegogoで資金調達を行い、開発がスタートした作品だ。Indiegogoでのキャンペーンが成功を収めると、2016年末にはOPムービーの制作に国内のアニメーションスタジオ「トリガー」が参加していることを発表。2017年には、Nintendo Switch版の開発決定と、2018年のリリースが発表されていたが、延期の末、今回正式な発売日が公開されたことになる。開発の長期化の裏で何があったのかはわからないが、トレイラーを見る限り、開発が長引いた分クオリティには期待できそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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