『幻想牢獄のカレイドスコープ』PS4/PS Vita/Switch向けに正式発表。竜騎士07氏が手掛けるガールズ・メンタル・サスペンス
エンターグラムは8月8日、ガールズ・メンタル・サスペンス『幻想牢獄のカレイドスコープ』を正式発表した。『幻想牢獄のカレイドスコープ』は、竜騎士07氏が企画・シナリオを担当し、原画を樋上いたる氏が手掛ける作品。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStaion Vita/Nintendo Switch。元は2018年に竜騎士07氏と樋上いたる氏のタッグにより「惨劇サンドボックス」として、2019年発売予定とされていた作品。正式発表に合わせてティザーサイト及びOPムービーが公開されており、本作に登場する4人組の少女が確認できる。また本作の詳細情報は、8月16日18時に解禁となるようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=DDl0jKO5sVI
『幻想牢獄のカレイドスコープ』のOPムービーは、いかにも美少女ADVと言った雰囲気の映像となっている。賢く優しい、皆の憧れで優等生の五条風華。黙っていれば容姿端麗だが、口を開けば男子顔負けな田丸火凛。金髪でぽやぽやした性格の小動物系少女、湯浅水無。無口な不思議ちゃんにして、牛丼が命だという英土麗美。上記の4名が立ち絵やイベントで使用される一枚絵と共に紹介されていく様は、ほのぼのとした作品を彷彿とさせる。
だが、その一方でティザーサイト上でカードをクリックすると4人の少女の表情が一変し、背景には拷問器具の設置された窓のない部屋が表示される。何やら不穏な雰囲気だが、それもそのはず。説明不要と思われるが、本作のシナリオを手がけている竜騎士07氏は、『ひぐらしのなく頃に』や『うみねこのなく頃に』で、見事に惨劇を描き出してきた人物。公式サイト上に掲載されている竜騎士07氏のコメントによれば、『幻想牢獄のカレイドスコープ』には同氏の暗黒面がたっぷり注ぎ込まれており、プレイヤーは悪意の底なしプールに叩き込まれるという。
樋上いたる氏の描いた可憐な仲良し少女4人組が、無慈悲に全てを剥ぎ取られていく恐るべき物語が描かれるそうなので、可愛らしい美少女だけでなく、絶望的な展開や、緊迫感のあるシチュエーションにも期待できそうだ。なお、竜騎士07氏の作品としては、“なく頃にシリーズ”の最新作として、完全新作『キコニアのなく頃に』が、2019年10月4日に頒布予定となっている。こちらも合わせて詳細な情報を待ちたいところだ。