3D探索ADV『黄昏ニ眠ル街 』Steamストアページ公開。人が消えた不思議な東洋風の街を巡るアドベンチャーゲーム

同人サークルOrbital Expressは8月3日、オリエンタルな世界を探索できる3DADV『黄昏ニ眠ル街』のSteamストアページを公開した。『黄昏ニ眠ル街』はフリーイラストレーターnocras氏が、自身のイラストの世界観を元に開発中の作品。

同人サークルOrbital Expressは8月3日、オリエンタルな世界を探索できる3DADV『黄昏ニ眠ル街』のSteamストアページを公開した。『黄昏ニ眠ル街』はフリーイラストレーターnocras氏が、自身のイラストの世界観を元に開発中の作品。対応プラットフォームはPC(Windows)。ゲームエンジンには、Unreal Engine 4が採用されている。リリース予定は2021年上旬。なお、BGMにはフリーBGM素材サイト「甘茶の音楽工房」のものが使用されている。

『黄昏ニ眠ル街』は、人の居なくなった東洋の街を探検するアドベンチャーゲーム。舞台となるのは、立ち並ぶ塔と水が目を惹く、異国情緒あふれるオリエンタルな街。主人公は冒険が好きで、自分の飛行船に乗って旅をしている少女ユクモ。用があって舞台となる街にやってきたユクモは、飛行船の動力源「ダーナモコア」が切れてしまったことをきっかけに、「ダーナモコア」を求めて街を探索することに。静寂に包まれた街へ足を踏み入れると、どうしてか人の姿は見当たらず、居るのは元は住人の手伝いをしていたネズネコ族と呼ばれる猫人ばかり。

プレイヤーは、ユクモを操作して、どうしてかそのあたりに落ちている「ダーナモコア」を集めつつ、街に用意された謎を解き、ジャンプなどのアクションを駆使してキーアイテムを入手して、探索を進めていく。街には、橋や渓谷、国籍不明の建物やダンジョンなど、多数のロケーションが用意されているので、不思議な街の様相を楽しみつつ、飛行船で街を飛んだり、猫人たちとのコミュニケーションが取れる。また、写真が撮れるフォトモードも用意されている。

本作の魅力は、異界に迷い込んでしまったような不思議な世界観だろう。中華風の不思議な塔。所構わず吊るされた提灯。街を彩る桃色の花。独特で謎の多い街の様子は、スクリーンショットやα2.0トレーラーを通じて、昼間の夜の街の様子が確認可能。公式サイト上では、コンセプトアートらしきアートが公開されていて、世界観を窺い知ることができる。

また、本作の設定や観光ガイド、メイキングに加えて、α2.0版のダウンロードキーが同梱された16ページのフルカラーガイドブックが、8月9日から4日間開催されるコミックマーケットC963日目西L-27a「Orbital Express」と4日目南メ-16a「Monsters secret」(委託)にて頒布予定。合わせて、11日から同人系ショップでの委託も予定されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

記事本文: 2563