2Dパズルアクション『ELECHEAD』体験版配信開始。『バトルーン』の開発者が送る電流が特徴的なパズルゲーム

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ゲームクリエイターの生高橋氏は、開発中の2Dパズルアクションゲーム『ELECHEAD』の体験版を公開した。対応プラットフォームはWindowsPCのみ。itch.io及びSYAKERAKEにて、プレイヤーが価格を決めるName your own price形式で配信中。2019年7月のリリースが予定されており、その際にはSteam及びitch.ioでの販売が予定されている。くわえて、iOSでリリースされる可能性もあるそうだ。なお、本作は日本ゲーム大賞2016 アマチュア部門で優秀賞を獲得した作品だ。

『ELECHEAD』は、ロボットを操って、電流により動作するステージを踏破していく2Dパズルアクションゲームだ。舞台となるのは、廃墟と化した工場。プレイヤーが操るどこからかやってきた漏電しっぱなしのロボット「エレック」は、何らかの目標を追い、工場の中を探索していくという。「エレック」は常に漏電しているので、床や壁などに触れると電流が流れる。ステージ上には、通電すると足場が作動して乗れるようになったり、電球が作動て放電したりなど、電気によって作動するオブジェクトが設置されている。

「エレック」の立っている場所や触れている壁面のギミックが作動するので、移動とジャンプ、体験版ではゲーム途中で解放される頭を投げる動作を活用しながら、ステージを進んでいくというわけだ。体験版の所要時間は10分程度。短いながらも要所でパズルゲームらしくギミックと向き合う必要があり、『ELECHEAD』の持つ基本的なゲームシステムと、電流の流れるロボットをしっかり活かしたゲームデザインが確認できるようになっていた。また、グラフィックはドットで描かれており、どこに電気が流れるのかわかりやすく仕上げられているのも本作のポイントと言えるだろう。

『ELECHEAD』の開発は、ゲームデザインを生高橋氏が担当し、サウンドをインディーゲームの作編曲やサウンドデザインを手がけるつよみー氏が担っている。生高橋氏は、Steam/Nintendo Switch向けに配信中の風船を操る対戦アクション『BATTLLOON』でリードゲームデザイナーを務め、「映す」スクリーンとカメラが特徴的な2Dアクションパズル『PROJECTION REMAINS』、星を食べて成長するキャラクターを操り太陽を食らうアクションゲーム『食い太陽』をリリースしている人物だ。いずれもシンプルながら奥深いゲームデザインが特徴的で『Projection Reamins』はitch.ioにて本作と同じName your own price形式。『食い太陽』は、itch.ioにて無料で配信中となっている。『ELECHEAD』のゲーム性が気になった方は、まずはそれらを遊んでみてはいかがだろうか。

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