時間を操るキュートなRPG『Cris Tales』PS4/Xbox One/Switch/Steamにて2020年に発売。『クロノトリガー』『P5』など新旧JRPGに影響を受け開発中

Modus Gamesは6月11日、キュートなグラフィックが特徴的なRPG『Cris Tales』を発表した。発売時期は2020年。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/Steam。

Modus Gamesは6月11日、キュートなグラフィックが特徴的なRPG『Cris Tales』を発表した。発売時期は2020年。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/Steam。発表と同時に本作の世界の一端を体験できるデモ「Debut Demo」の配信がSteamで開始されている。

『Cris Tales』は、古典的なJRPGへのラブレターを謳うRPG。『クロノトリガー』『ファイナルファンタジーVI』『ヴァルキリープロファイル』など往年のJRPGに加えて、モダンクラシックな『ブレイブリーデフォルト』『ペルソナ5』にインスパイアされたユニークなキャラクターや広大な世界が用意されている。主人公となる少女は、眠り続けていた時の魔女Crissbell。過去と現在と未来を同時に変化させられるほどの力を持つ。強力な力を持つがゆえに、彼女の下す選択によって、出会う人々や仲間の運命は変化していく。世界を破壊しようとする“時の女帝”を倒すために、輝く王国クリスタリスや4つの王国の境界を超え、未来を書き換えながら個性豊かな仲間を集めて成長していくのだ。

戦闘システムにはRPGらしいターン制の戦闘を採用。戦闘中はタイムラインが画面上部に表示されているスタイルで、敵を現在から未来や過去に向かってワープさせる要素があり、攻防時にはボタンをタイミングよく押すことで、追加攻撃を行ったりガードが成功したりする。仲間の力を使いバフをかけたり、Crissbellの時間操作能力と組み合わせたり、パーティーメンバーを利用した戦略的な立ち回りが重要になりそうだ。なお、プレイ時間は20時間以上が予定されている。トレイラーを再生するとすぐ目をひく可愛らしいグラフィックも本作の魅力の一つ。カートゥーン調の海外アニメを思わせるようなキャラクター達が画面の中を動き、儚げで不安そうな表情から、勇ましい姿までしっかりと描き出されている。トレイラーやスクリーンショットからは背景にも力が入っている様子が伺え、ユニークなロケーションにも期待が持てそうだ。

『Cris Tales』の開発を行っているのは、 Dreams UncorporedとiOS向けにアプリを公開しているSYCK。Dreams Uncorporedについては、公式サイト及び公式TwitterFacebookページが公開されているものの、詳しい情報は公開されていない。代わりと言っては何だが、前述のとおりデモ版がすでに公開中となっているので、『Cris Tales』が気になる方はまずはデモ版を触ってみてはいかがだろうか。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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