クロスオーバー対戦格闘パズル『クリスタルクライシス』Switch向けに8月1日発売。参戦作品は『洞窟物語』など

新潟のインディーゲームパブリッシャーPikiiは、対戦格闘パズル『クリスタルクライシス』を8月1日に発売予定だ。対応プラットフォームはNintendo Switch。『クリスタルクライシス』は、デフォルメされた多彩なキャラクター達が一堂に会するクロスオーバー対戦格闘パズルゲームだ。

新潟のインディーゲームパブリッシャーPikiiは、対戦格闘パズル『クリスタルクライシス』を8月1日に発売予定だ。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格はパッケージ版が税抜きで4000円。ダウンロード版は税抜き3700円となる。

『クリスタルクライシス』は、デフォルメされた多彩なキャラクター達が一堂に会するクロスオーバー対戦格闘パズルゲームだ。『洞窟物語』の主人公とカーリー、『The Binding of Isaac』のIsaac、『Code of Princess EX』のソランジュなどインディー作品のキャラクターに加えて、手塚治虫作品から「アトム」と「ブラックジャック」が登場。これらの多彩な20名のキャラクターたちがパズルをとおしてバトルを繰り広げる。

ゲームプレイは、上から二つ一組で落ちてくるクリスタルを設置していき、クリスタルの落下口が埋まってしまったら敗北となる落ち物パズル形式。クリスタルは全部で4色あり、クリスタルを消すには、同じ色のクリスタルを積み重ねて大きな塊を作り、そこに破壊用のクリスタル「スパーククリスタル」を繋げる必要がある。また、自分の場のクリスタルを消すと、相手の場に「カウントダウン クリスタル」と呼ばれる邪魔なクリスタルが落下。クリスタルを消していくとゲージが貯まり、キャラクターごとに2種類用意された必殺技「バーストスキル」で逆転のチャンスもあるそうだ。

参戦作品のファンだけでなく、多くのプレイヤーに楽しんでもらえる内容となっているそうで、一人用のゲームモード「アーケード」、マルチシナリオが採用されているという「ストーリーモード」、Nintendo Switch1台で4人対戦できる「バーサス」、どこまで生き残れるかを競う「サバイバル」、オンラインを通じた対戦ができる「オンラインプレイ」など多彩なゲームモードが用意されている。また、キャラクターごとに原作の雰囲気を再現したステージとBGMが実装されているという。

パッケージ版『クリスタルクライシス』に付属する特典情報も公開中。パッケージ版には初回購入特典として、参戦キャラクター20名が描かれたマスキングテープ、32ページあるフルカラーの説明書、勇ましい姿のキャラクターたちが描かれたリバーシブルジャケットが付属。また、Amazonで購入した場合には、オリジナル特典としてポストカード3枚セットが進呈される。

『クリスタルクライシス』の開発を担当しているのは、アメリカでインディーゲームのパブリッシングも行っているNicalisだ。Nicalisは過去に『Cave Story+』や『Code of Princess EX』など、多くの参戦作品の販売を手掛けており、そうした縁から本作の参戦キャラクターたちは集ったのだろうと推察される。原作と関わりのある会社が開発しているということで、原作ファンも安心できるのではないか。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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