【UPDATE 2019/5/31 19:46】
記事下部に他国の価格改定内容をリストアップ。日本の値上げ率は他国よりも高めであることがわかる。
【原文 2019/5/31 18:57】
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは5月31日、日本国内におけるPlayStation Plus利用権の価格を2019年8月1日（木）より改定することを発表した。改定内容は以下のとおり：
・PlayStation Plusの1ヶ月利用権
514円（税込）から850円（税込）に値上げ
・PlayStation Plusの3ヶ月利用権
1,337円（税込）から2,150円（税込）に値上げ
・PlayStation Plusの12ヶ月利用権
現行価格の5,143円（税込）から変更無し
1か月および3か月利用権は現行価格から6割以上の値上げとなる。一方で12か月利用権は5143円のまま据え置きとなる。現在利用中の利用権が自動更新となっている場合、2019年8月1日以降の更新時に新価格が適用される。2019年7月31日（水）までに現行の価格で購入したPS Plus利用権は、2019年8月1日（木）以降も利用期間が継続するまで利可能。
今回の価格改定は12か月利用権への変更を促すような内容となっている。長期利用を想定しているユーザーは、12か月利用権への切り替えを検討しておいてもいいだろう。12か月利用権を現在の利用期間の途中で購入した場合、現在の利用期間に追加延長する形で12か月継続利用できる。
利用中の定額サービスは以下の方法で確認可能：
PlayStation®4：[設定] > [PlayStation™Network/アカウント管理] > [アカウント情報] > [PlayStation®の定額サービス]画面
PlayStation®3：[アカウント管理] > [購入管理] > [サービスリスト]画面
PCなど：アカウント管理サイトの [定額サービス] > 対象となる利用権の詳細画面
PS PlusはPlayStationのオンラインマルチプレイ対応タイトルの一部にて、オンラインマルチプレイを遊ぶ上で必要となるサブスクリプションサービス。会員向け特典として毎月フリープレイとして厳選されたゲームタイトルが追加料金無しで遊び放題になるほか、加入者限定の特別ディスカウントやサービス、セーブデータのお預かり（オンラインストレージ）などが利用可能となる。
6月のPS Plus会員向け提供コンテンツは、『ソニックマニア』と『Hand of Fate 2』（フリープレイ）、そして『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』（100円で提供されるディスカウント枠）となっている（関連記事）。
（以下、2019/5/31 19:46 追記内容）
なお日本以外の地域でも価格改定が適用されるが、値上げ対象の料金プランや値上げ率は地域ごとに異なる。こうして比較してみると、他国に比べて日本での値上げ率は高め。なお各国の新価格を日本語換算してみると、「1か月→400～700円台、3か月→1700円台、12か月→4000～4200円台」でおよそ統一されている。
日本の12か月利用権が価格据え置きとなったのは、そうした他国の基準額よりもすでに高額であるからとも考えられるだろう。またインドネシアの値上げ率が高いが、こちらも日本円換算だと上記の価格帯の中におさまる。
日本
12か月利用権：5143円→5,143円
3か月利用権：1337円→2150円（＋60.8％）
1か月利用権： 514円→ 850円（＋65.7％）
韓国
12か月利用権：41800ウォン→44900ウォン（＋7.4％）
3か月利用権：15500ウォン→18800ウォン（＋21.3％）
1か月利用権： 6300ウォン→ 7500ウォン（＋15.4％）
台湾
12か月利用権：1088NT$→1188NT$（＋9.2％）
3か月利用権： 388NT$→ 488NT$（＋25.7％）
1か月利用権： 168NT$→ 198NT$（＋17.9％）
マレーシア
12か月利用権：129RM→159RM（＋23.3％）
3か月利用権：43RM→69RM（＋60.4％）
1か月利用権：21RM→29RM（＋38.1％）
シンガポール
12か月利用権：43.9SGD→53.9SGD（＋22.8％）
3か月利用権：14.9SGD→21.9SGD（＋47％）
1か月利用権： 6.9SGD→ 8.9SGD（＋29％）
インドネシア
12か月利用権：350000Rp→559000Rp（＋59.7％）
3か月利用権：123000Rp→229000Rp（＋86.2％）
1か月利用権： 55000Rp→ 89000Rp（＋61.8％）
