『レッド・デッド・オンライン』大型アップデート後から、大量の馬の死骸やゴーストタウンなど奇妙な目撃情報相次ぐ
現在ベータ版として提供されている、『レッド・デッド・リデンプション2(Red Dead Redemption 2)』のオンラインモード「レッド・デッド・オンライン」について、5月15日に配信された大型アップデート後に奇妙な光景に遭遇したとの報告が一部のプレイヤーから上がっている。海外メディアPolygonなどが報じている。
今回のアップデートでは、マップ上の5か所のロケーションにポーカーテーブルが追加され、プライベートあるいはパブリックにて最大6人でカードゲームを楽しむことができるようになった。Redditユーザーのbencar02氏は、さっそくポーカーをプレイしようとバレンタイン(Valentine)の街を訪れたそうだが、そこではどういう訳か数十頭もの馬が息絶えていた(本稿ヘッダー画像参照)。
この大量の馬の死骸はほかの複数のプレイヤーも確認しており、やはりバレンタインの街の同じ地点で発生している。また、どの馬も皮を剥がれたような姿をしており何だか気味が悪い。上に掲載した同場面の映像では、プレイヤーが近づくと地中からさらに馬が湧き出ているように見えるため、何者かが殺戮劇を繰り広げたという訳ではなく、今回のアップデートにまつわる何らかのバグにより発生した現象のようだ。
Redditの別のスレッドでは、ニューハノーバー(New Hanover)やルモイン(LeMoyne)、ウェストエリザベス(West Elizabeth)などの州を訪れたところ、人ひとりいないゴーストタウン化しているとの報告もある。10分おきに人の乗っていない駅馬車が通り過ぎて行き、そのほかには一切の動物も見られないという。ただ、ショップ店主やクエストをくれるNPCだけは現れることがあるそうだ(ただし、クエストが開始しないとも)。こちらもやはりバグだろう。投稿したMYNAMEISHENDRIK氏は、映画「アイ・アム・レジェンド」のウィル・スミスになった気分だったと述べている。
「レッド・デッド・オンライン」での馬にまつわる奇妙なバグというと、過去にはマップ内の特定の地点を通り過ぎる馬が突然炎上して死ぬというものが思い出される(関連記事)。ちなみに、今回のバグで見られた馬の死骸は焼死した姿と同じであるようだ。そのほか、大量のボートが空から降ってきたり、ロビー画面にてプレイヤーキャラクターらが一斉に叫び出したりといったバグも過去にあり、プレイヤーの笑いを誘った(関連記事)。
本作の開発元Rockstar Gamesの担当者はPolygonに対し、今回報告された現象について修正をおこなった(that’s been fixed)と回答しており、もうゲーム内では見られないようだ。ただアップデート後には、ほかにクラッシュが頻発するとの報告も上がっており、こちらについてRockstar Gamesは、コンソールのキャッシュクリアをおこなうよう案内している(Reddit)。