世代を超え冒険するアクションRPG『The Swords of Ditto: Mormo’s Curse』Nintendo Switch版発売。魔女と対決を100年おきに繰り返す

Devolver Digitalは5月9日、『The Swords of Ditto: Mormo's Curse』をNintendo Switch向けに発売した。『The Swords of Ditto』は、インディースタジオonebitbeyondが手がけたアクションRPGだ。なおゲーム内は、架け橋ゲームズのローカライズにより日本語に対応する。

Devolver Digitalは5月9日、『The Swords of Ditto: Mormo’s Curse』をNintendo Switch向けに発売した。価格は2100円(税込)。本作は、インディースタジオonebitbeyondが手がけたアクションRPGだ。これまでにPC/PlayStation 4版も発売されており、Nintendo Switch版はこれまでに配信されたアップデートが適用されたバージョンとなっている。なおゲーム内は、架け橋ゲームズのローカライズにより日本語に対応する。

『The Swords of Ditto: Mormo’s Curse』の舞台となるのはディットー島。この世界では100年ごとに魔女「モルモ」が現れ、呪いの力により島にモンスターを放つなどして島民を苦しめている。プレイヤーは、そのディットー島の住民のひとりであり、100年にひとり現れると言われる選ばれし者「ディットーのつるぎ」だ。島に伝わるつるぎ(剣)を引き抜き、邪悪なモルモを打ち倒すべく冒険をする。

本作は、初期の『ゼルダの伝説』のような俯瞰視点を採用するアクションRPGで、ソロもしくはローカル2人協力プレイに対応する。主人公の武器にはつるぎのほかに、弓矢やオモチャの銃、レコード盤、ゴルフクラブなど、さまざまなサブウェポンが用意されており、町にあるオモチャ屋などで入手可能。アイテムにさまざまな効果を付加できるステッカーを購入できるステッカー屋や、回復アイテムなどを購入できるコンビニなどもある。

こうしたアイテムやキャラクター、そのアクションやビジュアルなど、キュートな世界観が本作の魅力のひとつだ。なお、お金は敵を倒したり草を刈ったりすることで入手できる。また、町の人に話しかけてクエストをもらったり、ダンジョンに潜ったりしながら、装備を強化していくと良いだろう。ダンジョンではバトルだけでなく、頭をひねるパズル要素も用意されている。

本作では、どのようにゲームを進めるのかはプレイヤーの選択次第。しかし、島に存在する禍々しい塔で待ち受けるモルモとの対決だけは避けられない。見事モルモを打ち倒すことができるのか、それとも逆に返り討ちにされてしまうのかで、ディットー島の将来が決定する。モルモを倒せれば平和な時間を過ごせるが、そうでなければ暗い呪われた時代となるだろう。そしてまた100年後、新たなディットーのつるぎが誕生する。100年前の戦いの結果によって変化する世界のなか、先代から受け継ぐつるぎと力をもって、時を同じくしてふたたび現れるモルモとの対決に向かうのだ。

なお、このNintendo Switch版のローンチに合わせて、PC/PS4版には大型アップデートが配信された。本作では、もともと死ぬとすべてを失うパーマデスを採用していたが、いくらかのお金とアイテムを引き継げるようになった。ただし、難易度ヒーローではこれまでどおりとなる。またモルモを倒した場合、100年後の新たなゲームプレイでは、モルモの呪いをひとつ受けた状態で始まるという。そのほか、マップの新たなエリアや装備品、モンスターなどの追加もおこなわれており、冒頭で述べたとおりNintendo Switch版にもこれらの要素が適用されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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