Mod版『オートチェス』にてシーズン0終了と同時にアップデートが実施。ナイトのクラススキル変更や、2体の新ユニットが登場

『Dota 2』のMod版『オートチェス』にて4月30日、アップデートが実施された。今回のアップデートでは、ゲームプレイに関連する要素が数多く変更されている。

『Dota 2』のMod版『オートチェス』にて4月30日、アップデートが実施された。アップデート内容は、以下のとおりとなる。

今回のアップデートでは、ゲームプレイに関連する要素が数多く変更されている。中でもまず注目したいのは、ナイトのクラススキル「光の守護」の変更だろう。これまではシールドが30%の確率で発生し、ナイトが2種類増えるごとに判定回数が増加していたが、ナイト3種類で初めて効果が発生するように変更。6種類配置した際には、ナイトだけではなく味方全体に35%の確率でシールドが発生するようになっている。ゲーム序盤や中盤に、前衛としてナイトを起用する際の数には特に注意したいところだ。

また、今回のアップデートから新しいユニットが2体登場している。1体目「Dazzle」は価格3ゴールドで、種族はトロル、プレイヤーに入るダメージを20%軽減するという新しいクラス「プリースト」のユニットだ。スキルは味方を対象に、効果時間中対象が死ななくなるというユニークなもの。種族がトロルであることも相まって、十分選択肢に入ってきそうなポテンシャルが感じられる。

2体目「Io」は価格5ゴールド、種族はエルフ、クラスは「なし」のユニット。他の5ゴールドユニットと異なり、そのまま盤面へ配置しても大した効果を及ぼさないものの、合成時に同じ☆の任意のユニットの代わりとして利用可能。「Io」を代替として用いれるのは同時に一体までという制限もあるが、強力な5ゴールドユニットや、人気のある4ゴールドユニットは引くのも難しく、運良く「Io」を購入できた際には、存分に活用したいところだ。

ユニット関連では、今週の最低勝率枠として「オーガマギ」と「不死の魔女 リッチ」が対象となっている。「オーガマギ」は、種族スキルに手を入れる形で強化されており、オーガの種族スキルが味方全体への最大HP5%バフに変更。一方の「不死の魔女 リッチ」は、不人気の為一時的にゲームから削除される。再登場は、リワーク後となるようだ。

ほかに個別の調整として、メデューサのスキルによる石化判定の角度が、85度から60度に縮小し弱体化、ロードスクリーンの変更やUIの調整。アイテム関連の調整など、細かな変更が多数加えられている。4月30日をもってシーズン0が終わり、5月1日からはシーズン1が始まるが、今後も変わらずチェスを遊んでいきたいという熱心なチェスプレイヤーの方は、調整内容全文に目を通すと発見があるかもしれない。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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