リアルタイムストラテジー『スライムタクティクス』本日発売。敵をのっとり勝利を目指すNintendo Switch向けゲーム


フライハイワークスは4月11日、リアルタイム・スライムシミュレーションゲーム『スライムタクティクス』の発売を開始した。価格は1000円。プラットフォームはNintendo Switchに対応している。また、本作はeショップからのDL専売となっているので注意が必要だ。

出合い頭には切り捨てられ、仲間になりたいと懇願すれば断られ、あまつさえ「経験値の足しにもならん」と吐き捨てられる、ファンタジーには欠かせない存在、スライム。そんな彼らを主人公としたシミュレーションゲームがこの『スライムタクティクス』である。

本作は2016年に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト、『スライムの野望』の精神的続編を掲げており、根幹となるゲームデザインはそのままに、グラフィックやシステム周りが大幅にバーションアップ、リアルタイムストラテジーへと進化を遂げた作品となっている。プレイヤーは自らの尊厳のため奮い立つスライムたちをまとめ上げ、彼らを虐げてきた者たちを相手に、あの手この手を駆使しながら、「支配」を賭けた戦いを繰り広げていく。

ゲームシステムに関しては従来のRTS同様、仲間であるスライムたちで編成を組み、ユニットの操作を通じて、ステージ毎に設定された目標を達成することがメインとなる。しかしどうあがいてもスライムはスライム。他種族相手にそのまま突撃したところで勝ち目など毛頭ない。そこで鍵となるのが本作オリジナルシステム「のっとり」である。

「のっとり」を用いることで、スライムは敵ユニットを文字通り乗っ取ることができる。乗っ取られたユニットはプレイヤー側の味方として操作することが可能となり、これで始めて対等の戦いが行えるようになるのである。そして味方にしたユニットの性質はそのまま受け継がれる。歩兵は弓兵に強く、弓兵は騎兵に強く、騎兵は歩兵に強い、といった具合だ。戦況を把握しながらどのユニットを乗っ取ればよいのかを常に思考し続けることが攻略の鍵となっている。

また、味方であるスライム自体にも「一定距離をワープできる能力」を持つものや、「人間の女性のみしか乗っ取りを行えない」ものなど様々な特徴を持ったユニットが存在する。さらにはステージ攻略前に予め、乗っ取ることのできる敵ユニットの数と種類が表示されようにもなっている。プレイヤーに開示される膨大な情報を踏まえながら編成を構築、進軍を推し進めていこう。ステージ中に拾えるアイテムの活用も忘れずに。

Nintendo Switch専用ソフト『スライムタクティクス』は1000円よりeショップから発売中。前作ファンはもとより、今作から興味を持った方もぜひ購入を検討してみてはいかがだろうか。