『DEAD OR ALIVE 6』最新アップデートでコスチューム設計図の調整などを実施。基本プレイ無料版も配信開始

コーエーテクモゲームスは3月15日、『DEAD OR ALIVE 6』向けに「Ver.1.02アップデート」を配信した。このアップデートでは、コンテンツの追加や不具合の修正、ゲームバランスの調整などがおこなわれている。

コーエーテクモゲームスは3月15日、3D対戦格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE 6』向けに「Ver.1.02アップデート」を配信した。このアップデートでは、DOAクエストの新規クエスト、一部キャラクターの登場/勝利演出、クローゼットでのキャラクター回転機能などが追加されたほか、不具合の修正やゲームバランスの調整もおこなわれている。また、シーズンパスもしくは個別販売にて入手できる、13キャラクター分の「ハッピーウェディングコスチューム Vol.1」が実装された。

そして、本作の懸案事項だったコスチュームの設計図の仕様については、「コスチュームの設計図入手時の抽選方法と、必要数を超えた場合の処理を変更」と案内されている。前段は同社が予告していたように、使用キャラ以外の設計図が出ないようにする調整だろう。後段は、特定のコスチュームのアンロックに必要な枚数以上の設計図を入手した際の扱いであるが、パッチノートにはこれ以上の説明がないため、どのように変更したのか詳細は不明である。

本作のコスチュームのアンロックにおいては、1度に入手できる設計図の枚数とアンロックにかかる枚数とのバランスの悪さやランダム性がプレイヤーからの不満の対象となっていた(関連記事)。ランダム性については、今回のアップデートで一定の対策がおこなわれた形だ。一方の設計図の入手枚数については、本作のローンチ時から実施している「コスチューム設計図ドロップ10倍キャンペーン」を「最大100倍」に引き上げ、さらにランクマッチに加えアーケード・タイムアタック・サバイバルモードにも適用することで対応している。

このキャンペーンは当初は3月14日までとされていたが、3月28日までに延長されている。コーエーテクモゲームスは、キャンペーン終了後も「最大100倍」に据え置くと予告しており、そのための調整を次回のアップデートで実施するという。また、DOAクエストでの設計図の獲得方式の変更や、プレイヤーからの要望の多いロビーマッチの実装も、このアップデートにておこなうという。詳細は後日発表される。

また今回のアップデートに合わせて、本作の基本プレイ無料版である『DEAD OR ALIVE 6: Core Fighters』が、PC(Steam)/PlayStation 4/Xbox Oneの各プラットフォームにて配信開始している。基本プレイ無料版では、オンライン対戦やオフライン対戦、トレーニングモード、DOAクエスト、DOAセントラルを利用でき、ステージはすべて自由に選択可能だ。

制限があるのは、まずはストーリーモード。プレイできるのは序章のみとなっており、「ストーリー開放権」を2000円で購入することですべて楽しむことができる。そして、初期開放されているプレイアブルキャラクターは、かすみ・ヒトミ・バース・ディエゴの4人のみである。ほかのキャラクターを使用したい場合は、別途「キャラクター使用権」を購入する必要がある。20キャラクターまとめて開放する場合のキャラクター使用権は6000円となっており、ほかに女性11キャラクター(4000円)、男性9キャラクター(3400円)といったプランもある。任意のキャラクターを個別に開放する場合は各400円。ストーリーモードと20キャラクターをまとめて開放した場合の価格は、本作の定価とほぼ同じ8000円となる計算だ。

基本プレイ無料版は、前作『DEAD OR ALIVE 5 Last Round』でも導入されていた。本作『DEAD OR ALIVE 6』においては、当時に比べかなり早い時期での導入となったが、シリーズ最新作を試してみたい方は、まずはここから始めるのが良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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