『LoL』今年のエイプリルフールは「猫vs犬」。かわいい犬と猫をテーマにした新スキンが続々登場

『リーグ・オブ・レジェンド』を開発運営するRiot Gamesは日本時間3月6日、公開テスト環境である「PBE」にパッチ9.6期間にリリース予定の新コンテンツを発表した。2019年のイベントとして先日予告があった「猫vs犬」イベントがエイプリルフールに開催されるようだ。

『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を開発運営するRiot Gamesは日本時間3月6日、公開テスト環境である「Public Beta Environment(PBE)」にて次期パッチであるパッチ9.6期間にリリース予定の新コンテンツを発表した。2019年のイベントとして先日予告があった「猫vs犬」イベントがエイプリルフールに開催されるようだ。

注意:以下の新コンテンツ紹介画像はPBE公開時のスクリーンショットであり、正式販売時の価格とは異なる。

【FINAL UPDATE】
日本時間3月28日未明より、エイプリルフールの新コンテンツが発売となった。新スキンは各1350RP、ワードスキンは各640RPでの販売だ。ほか、各スキンとそのアイコンにロード画面ボーダーおよびそれぞれの陣営のワードスキンなどをまとめて購入できるセットや、3種のエモート、プレステージポイントが入っている戦利品セットも4月16日15時59分までの期間限定で販売中となっている。これら販売物の詳細については公式告知をご覧いただきたい。エイプリルフールイベントの詳細については、当記事の最後で詳述する。

ワンニャン新スキンが大暴れ!

パッチ9.6で新規追加予定のスキンは以下の5種類となっている(リンク先はPBE公式ボード内のフィードバック募集スレッド)。

フィヌ (フィズ)
コーギーコーキ (コーキ)
レンニャー (レンガー)
ミャオリック (ヨリック)
 以上スキンのプレビュー動画
・フィヌ プレステージエディション(フィズ)
 こちらのプレビュー動画

この内「ミャオリック」「レンニャー」「フィヌ」が追加される3体は、最後の新スキン追加から2年以上が経過してようやくの新スキンリリースだ。コーキも2016年8月の「アーケード コーキ」発売を最後に長らく新スキン追加がなく、今年のエイプリルフールスキンは4体にとって久々の新スキンとなる。

最近リリースされるスキンには概要を紹介する文章であるスキンバイオがあり、クライアントの「スキン」タブから各スキンを閲覧すると読むことができる。9.6パッチサイクル後半で追加されたスキンバイオによると、「コーギーコーキ」はイヌの航空力学に関してトンデモなアイデアを持つドッグトレーナー。「ミャオリック」はネコ絡みのありとあらゆる問題を解決する愛猫家で、常にたくさんのネコに囲まれ、宙に浮く巨大なネコの秘められし力を呼び出すことができるごくごく普通の紳士だ。「フィヌ」は2本脚で立つコッカー・スパニエルであり、テニスボール拾い棒で歩行者を小突き回したり、地面から「もっとデカいイヌ」を召喚するとのことで、エイプリルフールらしく頭のネジを見失ったスキンとなっている。

「フィヌ プレステージエディション」は2018年後半から展開が始まった「プレステージエディション」のスキン。プレステージエディションのスキンには、イベント期間中にゲームをプレイすることで溜められるトークンを消費して獲得するものと、特殊なゲーム内有料通貨「プレステージポイント 」で獲得できるものの2種類が存在する。プロダクトマネージャーであるAdriaan Noordzij氏のツイートによると、今回のフィズのプレステージエディションスキンは、プレステージポイントでの入手になるとのこと。

コーキとレンガーのスキンのクロマ

スキンの色違いバージョンである「クロマ」も追加されている。通常カラーリングに加え、「コーギーコーキ」は7種類、「レンニャー」は7種類、「ニャンガー」は7種類、「ミャオリック」は8種類の色違いが用意されており、これまでの例から予想するに、おそらくセット販売が行われるだろう。「LoLパートナープログラム」認定配信者が視聴者向けに配布可能な限定クロマは、Riot Lexucal氏のツイートによれば「レンニャー(エメラルド)」となるようだ。

ワンニャン大乱舞の新エモート。新エモートも3種が追加されている。
ドキッ!犬猫だらけの新サモナーアイコンたち

エイプリルフールイベントで追加されるサモナーアイコンは全16種類(上記画像内PBEストアでは15種類の販売)。新スキンそれぞれのサモナーアイコンなどが並ぶ。一部アイコンは期間限定イベント中のミッションクリア等が獲得条件と思われるが、詳細は不明だ。

ワンニャン大乱舞の新エモートが3種、イベント恒例となっているワードスキンも2種が追加される。ハイソなイヌとネコをそれぞれテーマにしたとてもかわいらしいワードスキンだ。ボットレーンでトリンケットワードを置いたら、相方がそれを見とがめて……なんてことが起こったりするかもしれない?

 

エイプリルフールイベントがいよいよ開始、期間限定ミッションをこなそう

今回公開されたスキンのスプラッシュアートを有志がつなげたもの。主役になっている新スキンたちの背景、審判席や応援席にも数多くのチャンピオンが描き込まれているので探してみよう。

エイプリルフールの新コンテンツが発売になると同時に、イベントの詳細も発表された。今年のエイプリルフールは昨年まで2年連続で実施された「VSイベント」をも取り込んでおり、犬と猫の陣営に分かれて期間限定ミッションをこなしていく形になっている。

まずは参加陣営を選ぶために犬と猫のイベント用アイコンを獲得する必要がある。公式で発表されているミッション一覧の流れに沿って見ていこう。ミッション1「史上最も真剣なVSイベント」の条件は「試合に1回勝利」で、これを達成すると「ロワイニャル アイコン」および「ロワンヤル アイコン」を獲得できる。ミッション2「動物の本能」ではこのアイコンのどちらかをつけて1試合プレイする必要があるが、この時につけているアイコンが犬か猫かで参加陣営が決まるので注意だ。

参加陣営が決まった後は、犬と猫で別々の連続ミッションを4つこなすこととなる。ミッションをこなすための推奨ゲームモードは基本的にサモナーズリフトだが、ランダムミッドでも達成できなくはない。参加陣営別ミッションの報酬は共通で、全てこなせばアイコンの他に、ブルーエッセンスおよびオレンジエッセンス、さらにはヘクステックキー1個とマスターワークチェスト1個を入手できる。

陣営別ミッションとは別に「インポッシブルミッション」系統の連続ミッションも存在する。こちらは普段まるでやりそうにないことを求められるミッションとなっており、最初のミッションは「ヌヌ&ウィルンプのスキルWで移動速度1000に到達する」という条件で、イベントミッション担当のXenogenic氏のツイートによれば、AI戦でも達成可能だ。ヌヌを持っていないなどの理由でやりたくない向きは、もうひとつの条件の「コントロールワード3個設置」に取り組むとよいだろう。当初はどちらの条件でミッションを達成するかによってミッション進行に分岐が用意されていたが、分岐についての説明がなかった点がユーザーの不満を招いたため、現在はどちらの条件で最初のミッションをクリアしても全ての連続ミッションに取り組めるよう変更されている。その後のミッションではプリメイド5人グループでのプレイが要求されるため、コミュニティボードやSNSなどで目的を同じくする仲間を募ってプレイするとよいだろう。報酬は今回のイベントテーマである「わんにゃん対決」のメダルアイコンとなっている。

エイプリルフールのミッションに取り組めるイベント期間は日本時間4月2日15時59分までで。1週間ほどしか時間がないが、ボリュームの大きなミッション内容ではないので、気軽に仲間とチャレンジしていこう。
【最終更新日時 2019/3/29 13:40】

Sawako Yamaguchi
Sawako Yamaguchi

雑食性のライトゲーマー。幼少の頃からテレビゲームに親しむが、プレイの腕前は下の下。一時期国内外のTRPGに親しんでいたこともあり、あらゆるゲームは人を楽しませるだけでなく、そのものが出発点となって人と人を結びつけ、新しい物語を作る力を持っていると信じている。2012年から始めた『League of Legends』について、個人ブログやTwitterにて日本語で情報発信を続けている。

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