協力プレイ対応のファンタジー物理パズルACT『Trine 4: The Nightmare Prince』正式発表。日本語対応・国内リリースも計画

パブリッシャーのModus Gamesは3月4日、ファンタジー・パズルアクションゲーム『Trine 4: The Nightmare Prince』を正式発表した。PC版に加えコンソール版の日本でのリリースを計画しているとのこと。

パブリッシャーのModus Gamesは3月4日、ファンタジー・パズルアクションゲーム『Trine 4: The Nightmare Prince』を正式発表した。本作は、フィンランドのインディースタジオFrozenbyteが手がける『Trine』シリーズの最新作だ。PC(Steam/Discord)/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One向けに、2019年秋に発売する。

なお、気になる本作の日本での展開について弊誌が両社にうかがったところ、まだ詳細を詰めている段階ではあるが、PC版に加えコンソール版の日本でのリリースを計画しているとのこと。また、(Steamストアでは現在非対応と表示されているが)日本語への対応も予定しているとのことだった。

『Trine 4』の主人公は、魔道士アマデウス・騎士ポンティアス・女盗賊ゾーヤのシリーズおなじみの3人だ。彼らには、セリウス王子を救出して魔法学校アストラルアカデミーに連れ帰るという任務が与えられており、ファンタジー世界を冒険することになる。セリウス王子は激しい悪夢に囚われており、彼の魔力の高さゆえに、その悪夢の影響は現実世界にまで及んでいるという。世界中が悪夢の闇に飲み込まれてしまう前に、王子を助け出さなくてはならない。ちなみにセリウス王子は、開発元Frozenbyteが以前手がけた『Nine Parchments』にも登場したキャラクターで、アストラルアカデミーも同じく世界観を共有している。

本作は、3Dグラフィックで描かれた美しいファンタジー世界の中を横スクロールで展開する。前作『Trine 3』では奥行きの概念を取り入れたが、ふたたび初期2作の2.5Dスタイルに回帰した形だ。ステージでは物理演算パズルの攻略や、敵・ボスとのバトルが待っている。パズルには火や空気、光、磁力、電気などを使ったものが登場するそうで、映像ではポンティアスの盾を使って光を反射し、道を塞ぐ障害物を取り除く様子が確認できる。また、アマデウスの魔法でブロックを持ち上げて重石にしたり、ゾーヤのグラップリングフックを渡して橋のように使うなど、3人のスキルを活かし合って先に進む場面も見られる。スキルは、スキルツリーにてアンロックして新たなものを習得可能だ。

本作は、ソロもしくは最大4人でのローカル・オンライン協力プレイに対応。ソロでは、おそらく従来作のようにキャラクターをリアルタイムに切り替える形となりそうだ。一方の協力プレイについて、これまでは3人の主人公に合わせ3人までの対応だったが、今回は4人。その様子は公開された映像では確認できず、4人目のキャラクターは誰になるのか気になるところだ。開発元Frozenbyteは、協力プレイの詳細は今後発表するとしている。

なおFrozenbyteは、『Trine』シリーズの前3作のNintendo Switchへの移植を進めており、これまでに2作目までが海外でリリース済みだ。こちらについても日本でのリリースに向けた準備をおこなっているとしていたため、『Trine 4』の発売までに実現することを期待したい(関連記事)。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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