「ネズミと疫病と人間」から逃れる姉弟の絆描く『A Plague Tale』壮絶な物語を紹介する最新映像公開。Steamでは日本語対応の表記


パブリッシャーFocus Home Interactiveは、Asobo Studioが手がける『A Plague Tale: Innocence』の最新映像を公開した。同作はPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One向けに予約販売を受付中。それにあわせて、物語の概要を紹介するトレイラーを公開している。予約購入特典としては、主人公2人をきせかえできるコスメアイテムが用意されている。

『A Plague Tale: Innocence』は、3Dアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、1349年の疫病ペストが流行するフランス。15歳の少女Amiciaと5歳の弟Hugoの2人が主人公である。2人は裕福な家庭で育ったが、年少の子供を標的にする異端審問官の訪問を受ける。彼らの両親はHugoをかばったことにより殺害され、AmiciaとHugoは機関に追われることになってしまった。百年戦争によりフランスと敵対していたイングランド王国の兵士、死体の山とネズミの大群、そして黒死病の脅威。多くの脅威におびやかされながらも、小さく強い姉弟が、明日を生きるために奮闘する。

https://www.youtube.com/watch?v=TKwTUEbcti0

映像では、AmiciaとHugoがネズミや人間などに迫られながらも逃れる様子が確認できる。Amiciaは15歳ながら、狩猟を介して鍛え上げられた、強靭な身体と自立した心を持つ。一方Hugoは、生まれた時から奇病を抱えており、家にこもりがち。姉弟はその境遇の違いから、これまであまり関わりを持たなかったようであるが、逃避行を通じて互いの存在を認識し、絆を深めていく。美しくも荒れ果てた世界を舞台に、ネズミの陽動やステルス行為をこなしながら、難所を突破するのだ。

本作を発売するFocus Home Interactiveは、これまで日本語対応には積極的ではなかったが、今作はSteamストアの紹介文が日本語化されており、さらに対応言語の日本語のチェックマークがあることを確認できる。Focus Home Interactiveといえば、オーイズミアミュージオとタッグを組み『Call of Cthulhu』を国内PS4向けに発売予定。同作もつい昨日PC版が日本語に対応。オーイズミアミュージオが絡んでいるかは定かではないが、これまでの流れを見るに、『A Plague Tale: Innocence』の日本語対応には期待が持てそうだ。

『A Plague Tale: Innocence』は2019年5月14日にPC(Steam)/海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売予定。Steam版の定価は5480円である。