「Steam旧正月セール」スタート。さまざまなタイトルが安いほか、3000円以上の購入時に500円引きなど特典も用意


本日2月5日、PCゲームプラットフォームSteamにて旧正月セールがスタートした。期限は2月12日3時までとなっており、約1週間の間実施される。今回のセールは、中国の旧正月を祝うもの。数千にもわたるタイトルが値引き対象となっている。

今回のセールでは、Steamセールではやや目新しい施策も見受けられる。というのも、3000円以上のを購入した場合、初回のみ500円引きを受けられるというキャンペーンが実施されているのだ。たとえば、2500円の作品と600円の作品を購入することで、初回のみ500円の割引が適応される。
【UPDATE 2019/2/6 13:30】
3000円以上のタイトルの購入で500円の割引を受けられるという記述を、3000円以上の購入で500円の割引を受けられるという表現に修正し、関連する文章を削除しました。

なお今回のセール期間中には、トークンなるアイテムが登場し、トークンをためることで限定背景や絵文字、そして500円クーポンと交換できる。初回ログインで過去の消費額に応じてトークンが配られるほか、100円を消費するごとに98トークン(ギフトなら107トークン)入手できる。500円クーポンを交換するには1万5000のトークンをためる必要があるので考慮しておこう。

多くのタイトルがセール対象になっているということで、AUTOMATON編集部でもこれまで扱ったタイトルの数々を簡易的にピックアップする。なおSteamウィンターセール記事公開時にとったアンケートにて「評価の高いインディーゲームをピックしてほしい」という声が多く寄せられていたため、今回はメジャータイトルは対象にせず、「評価の高いインディーゲームのみ」をピックにさせていただく。頻繁にバンドル入りしているもの、無料配布されたものはできるだけ避けているが、それらが入っていたとしても、大目に見ていただけると幸いだ。

『Rise of Industry』

まずは、1000円台のミドル級のタイトルを見ていこう。先日日本語化Modも登場した、産業発展にテーマを絞ったシミュレーション『Rise of Industry』は33%オフの1975円。どろんこ道を進むドライブゲーム『Spintires: MudRunner』は半額の1490円で販売中。極寒のまちづくりサバイバルシミュレーション『Frostpunk』は40%オフの1854円。同じく11bit studiosが販売する経営+冒険RPG『Moonlighter』も40%オフの1230円となっている。美しいピクセルアートで大空を描くアクション『Owlboy』や同じくピクセルアートで不気味な世界描くシューティング『Black Bird』は35%オフの1287円。

ウィンターセールに引き続き破格ともいえる76%オフの1099円で販売されている『Planet Coaster』は、遊園地経営シミュレーションゲーム好きはぜひ抑えておこう。経営シミュレーションが続くが、鉄道シム『Railway Empire』は、日本語に対応した上に65%オフの1906円とお安い。『FTL』開発元による極めて硬派なシミュレーション『Into the Breach』(33%オフの1018円)や、日本生まれのハクスラアクションRPG『DEAD OR SCHOOL』(20%オフの1200円)、同じく日本を中心に開発されたジュブナイルアドベンチャー『Tokyo Dark』(40%オフの1068円)もチェックしておきたい。

『Railway Empire』

次に見たいのは、500~999円までのお手頃価格作品。先日日本語に対応したローグライトな洞窟探索アクション『Caveblazers』は半額の490円。穴となり物を飲み込んでいくゆるいアクション『Donut County』はすでに30%オフの924円で購入可。日本語に対応したタイトルとしては、セリフなどもローカライズされたキツネアドベンチャー『The First Tree』は67%オフの670円で販売中。美しい世界を探索するアドベンチャーといえば、『RiME』は67%オフの983円となっており、買い時といえそうだ。有志により日本語化された、海洋を行くローグライト『SUNLESS SEA』は66%オフの639円となっている。定番ではあるが、美しい海をゆく『ABZU』も半額の990円で販売されているのでこちらも忘れずに。現在もDLCが開発されている『American Truck Simulator』(75%オフの570円)を購入しておけば、ドライブ欲は満たされるだろう。

そのほか、360度移動するメトロイドヴァニア『DANDARA』は半額の845円。寒冷地をテーマにしたキュートなサバイバルゲーム『Feel The Snow』は40%オフの583円。ボロ車を走らせるユニークなドライブゲーム『Jalopy』は半額の740円。ゲーム開発をリアルに描く日本語対応の経営シミュレーション『Mad Games Tycoon』は、筆者としてもおすすめしたい作品。先日発売された光と影を題材にしたパズルアクション『Iris.Fall』はすでに半額で販売されている。そのほか、弊社アクティブゲーミングメディアの運営するパブリッシャーPLAYISMが発売する『BREAK ARTS II』も34%オフの976円となっている。ロボット好きは、ぜひその手で本作にふれてみてほしい。

『Beyond Eyes』

そしてここからは、500円以下のタイトルに目をむけていこう。ロボットだらけの惑星を探索するコンパクトなFPS『The Signal From Tölva』は75%オフの495円。盲目少女の冒険を鮮やかに描く『Beyond Eyes』は370円。死に神となって世界に干渉し死をもたらす『DeathComing』は半額の349円で購入可能。3マッチパズル型RPG『TAVERN GUARDIANS: BANQUET』も、軽く遊ぶ分には楽しめる作品だろう。じわじわと人気が出ている、ステンドグラスパズル『Glass Masquerade』は75%オフの124円とコスパ抜群。友人と安価で遊べるゲームを探している場合は、フリーダムにゴルフする『Golf With Your Friends』や手の動きをシミュレーションする『Hand Simulator』をおすすめする。

『My Name is Mayo』

奇抜なテーマのゲームとしては、トイレにたどり着くために奮闘するという『Gotta Go』は半額の349円、アートともコメディとも呼べる形容に困るアドベンチャー『Plug & Play』は35%オフの193円。マヨネーズ瓶をクリックし続ける『My Name is Mayo』は20%オフの78円、ただ山を眺めるだけの『Mountain』は49%オフの50円。下手すれば1度起動して遊ばなくなる可能性もあるが、安価ということで購入し損するということはないだろう。日本語非対応のアドベンチャーゲームとなるが、『The Silent Age』(90%オフの98円)と『Pinstripe』(90%オフの148円)は筆者が自信を持ってオススメできるタイトル。英文を読むのが苦痛ではなく、かつ凝ったシナリオの物語を楽しみたいなら、両作は楽しめるはずだ。