『DUSK』Steamにて正式リリース。『DOOM』『Quake』といった90年代FPSへの愛が詰まった一作

『DUSK』がSteamにて正式リリースされた。『DUSK』は『DOOM』『Quake』といったクラシック作品から影響を受けたレトロスタイルのFPS。スピード感あふれるガンプレイ、レスポンスの良い操作感、丁寧なレベルデザイン、メタルテイストのサウンドトラックなどが光る一作だ。

New Blood Interactiveは12月11日、オールドスクールFPS『DUSK』を正式リリースした。Steamにて通常価格1980円で販売中。12月18日までは16%オフの1663円で購入可能だ。またグラフィックノベルやサウンドトラックを同梱した「Intruder Edition」は3090円(12月18日まで2595円)で販売されている。

本作は2017年8月より一部コンテンツの先行配信が、2018年1月よりSteam早期アクセス配信が開始されたレトロスタイルFPS。『DOOM』『Quake』『Blood: One Unit Whole Blood』といった90年代FPSのオマージュが詰まった作品であり、正式リリース日まで『DOOM』25周年記念となる12月10日(現地時間)にあわせてきている。

『DUSK』はこれまでホラーテイストのアドベンチャーゲームを手がけてきた個人開発者David Szymanski氏の新作であり、今作では上のトレイラーでも描写されているハイスピードなアクションと、Szymanski氏のホラーテイストが交わっている。全3エピソードからなるシングルプレイモードでは、カルト教団の村、魔物が暮らす地下ダンジョン、天空の研究施設などに殴り込み、ショットガンやグレネードランチャーで怪しいカルト信者やバケモノたちを駆逐する。スピード感のあるガンプレイ、レスポンスの良い操作感、丁寧なレベルデザイン、Andrew Hulshult氏によるメタルテイストのサウンドトラックなどが光る一作であり、Steamのユーザーレビューは圧倒的に好評(12月11日時点で1527件)と手厚い支持を得ている。

またマルチプレイモード「DuskWorld」では、アリーナ型のマップにて武器・回復アイテムのスポーン場所やワープポイントの位置を覚え、純粋なるプレイヤースキルの勝負に挑める。エンドレスモードでは、自らの命が尽きるまで、ウェーブ形式で湧き出る敵をひたすら倒していくことになる。こちらで自身の限界に挑もう。

90年代FPSへのリスペクトを見せつつ、オリジナル作品として完成度の高いレトロ体験を届ける『DUSK』。正式リリース後には、Mod制作用のDAWN SDK提供、Steam Workshop対応、Mac/Linux対応、Nintendo Switch移植、Co-op対応などが検討されている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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