CD PROJEKTは11月5日、同社が運営するダウンロード販売プラットフォームGOG.COMにて「Made in Poland sale」を開始した。これは、今年ポーランドが独立100周年を迎えたことを祝うもので、同国にて制作されたPCゲーム(DRMフリー)やそのDLC、サウンドトラックの計89アイテムを対象に、最大90パーセントオフのセールとなっている。期間は、日本時間11月13日午前8時まで。
全リストは販売ページを参照していただくとして、いくつか注目タイトルをピックアップしたい。まずPixel Crowが開発した『Beat Cop』は、70%オフの4.49ドル。刑事から下っ端警官に転落した男の人生を、1980年代の海外刑事ドラマから影響を受けて描くポイント&クリック式アドベンチャーゲームだ(弊誌レビュー)。
11 bit studiosが手がけたシミュレーションゲーム『Frostpunk』は、27%オフの21.89ドル。雪国を舞台に、エネルギーを生み出す巨大ジェネレーターを中心に街を築く。プレイヤーは街のリーダーとして、資源の獲得から法の制定までを指揮し、街を守るための厳しい判断に迫られる(関連記事)。
同じく11 bit studiosが開発した『This War of Mine』は、サウンドトラック付きで70%オフの5.99ドル。戦時下に生きる一般市民の目線で描くサバイバルゲームだ。2014年発売の作品だが、高い評価を背景にさらなる追加ストーリーが制作されており、ラジオ放送の担当者を通じて、真実を犠牲にするかどうかに悩まされる様子を描く最新DLC「The Last Broadcast」が11月14日に配信予定となっている。
Bloober Teamのサイバーパンク・ホラーゲーム『>observer_』は、50%オフの14.99ドル。2084年のポーランドを舞台に、人の脳をハッキングして精神に侵入する特殊捜査官が、行方をくらませた息子の捜索をおこなう。「ブレードランナー」的なサイバーパンク表現が光る作品だ。同スタジオの代表作で、先日続編が発表されたホラーゲーム『Layers of Fear』もセール対象で、75%オフの4.99ドルとなっている(関連記事)。
サイバーパンクというと、『RUINER』を開発したREIKON GAMESもポーランドのスタジオ。60%オフの7.99ドルとなっている。サイバー都市を牛耳る巨大企業のボスの命を狙うひとりの男となり、見下ろし型視点のハイスピードなアクションシューティングでゲームを進める。さまざまな武器やスキルを駆使したスタイリッシュかつハードなゲームプレイを楽しめる(関連記事)。
そのほか、人間界と悪魔界の戦いを描くアクションRPG『Lords of the Fallen Game of the Year Edition』(4.79ドル・84%オフ)や、殺人現場を掃除するステルスアクションゲーム『Serial Cleaner』(4.49ドル・70%オフ)、未知の惑星を探索するパズルアクション『The Way』(2.99ドル・80%オフ)、Flying Wild Hogがかつて手がけたFPSをリマスターした『Hard Reset Redux』(1.99ドル・90%オフ)などが割引率高くお得になっている。もちろん、CD PROJEKT REDの『The Witcher』シリーズもセール対象となっている。詳しいセール内容はストアにて確認していただきたい。