『THE QUIET MAN』PS4配信開始。実写とCGを組み合わせた、スクウェア・エニックスが贈る異色のアクションゲーム、Steam版も配信間近

実写とCGパートを組み合わせたPS4/PC対象のシネマティックアクション『THE QUIET MAN』が発売された。3時間・約2000円の手ごろ価格で濃厚な物語とコンボアクションを体験。1週間後には本作の解明パートにあたる「THE QUIET MAN-ANSWERED-」が配信予定。

スクウェア・エニックスは11月1日、新作シネマティックアクションゲーム『THE QUIET MAN』の配信を開始した。PlayStation 4ダウンロード版は税込1944円で発売中(PlayStationストア)。PC版(Steam)も同日配信予定となっている。なお11月14日までは早期購入特典を含む期間限定のリミテッド・エディションが同価格で販売中。PS4版ではゲーム本編のほかダイナミックテーマとアバター8種、Steam版では壁紙セットが付いてくる。

本作は実写ストーリーパートとCGアクションパートを融合させることで独特なシネマティック体験を届けようと試みる野心作。プレイヤーが操作するのは耳が聞こえない主人公デイン。一部を除いて基本的に音楽・台詞・字幕による情報伝達はなく、起こっている出来事からストーリーを考察していく作品になるという。共同開発としてHuman Head Studios、実写パートの制作にはオムニバス・ジャパンが参加している。

※10月2日に公開された最新トレイラー

『THE QUIET MAN』の舞台は眠らない都市ニューヨーク。「Club Moonrise」の歌姫ララの誘拐事件を受けて、主人公となる青年デインが動き出す。謎の仮面の男からララを救出すべく、デインを知るアッシュ警部補やクラブのオーナーのテイ、ギャングSOL33のメンバーなど、さまざまな人物が絡み合う物語に飲み込まれていくデイン。アクションパートでは弱・強攻撃、回避、つかみ動作、コンボ技、フィニッシュムーブを駆使して敵を倒していく。

本作では台詞・音が聞こえない世界で紡がれていく考察パートと、音声ありで謎を解き明かしていく解明パートが存在する。2つの世界から真実が浮かび上がっていくという。まずは音のない世界の中で、物語、キャラクターの関係性などを考察していき、発売から1週間後に配信予定の無料アップデート「THE QUIET MAN-ANSWERED-」にて解明パートを体験するのだ。

本作は3時間・約2000円というお手軽価格で、1本の映画を観るように最初から最後まで通しでプレイしきれる規模感のプロジェクトとなっており、ゲームをプレイする時間を取りにくい方でも手に取りやすい作品といえるだろう。

※開発陣のこだわり・想いが語られるドキュメントムービー(全編英語)

 

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Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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