カプコンUSAは10月27日、『バイオハザード』シリーズ3作品をNintendo Switch向けに発売すると発表した。対象となるのは初代『バイオハザード』と『バイオハザード0』、そして『バイオハザード4』で、2019年の発売を予定している。カプコンUSAは、のちに詳細情報を伝えるとコメントしている。現時点では海外向けの発表であるが、いずれ国内向けにも何か告知があるかもしれない。
Capcom is bringing multiple fan favorites to Nintendo Switch! Resident Evil, Resident Evil 0, and Resident Evil 4 will each be launching on Nintendo Switch in 2019! We'll have more info soon!
— Capcom USA (@CapcomUSA_) October 26, 2018
Nintendo Switch向け『バイオハザード』といえば、『バイオハザード リベレーションズ
アンベールド エディション』と『バイオハザード リベレーションズ2』。そして、こちらの2作品をセットにした『バイオハザード リベレーションズ コレクション』が発売されている。さらにはクラウドサービスを利用した『バイオハザード7 レジデント イービル クラウド バージョン』が配信中。こちらは無料ダウンロードすれば15分遊ぶことができ、その後は180日利用券が税込2000円で購入できる。
『バイオハザード』初代および0と4は、たびたびさまざまなハードに移植されてきたものの、それぞれの作品はリマスターされており、2018年でも楽しめるものだろう。特に『バイオハザード4』については、モーションコントロールとの相性の良さが『バイオハザード4 Wii edition』にて証明済み。『バイオハザード リベレーションズ コレクション』2作品でも、同様のモーションコントロールが楽しむことができ、こちらも好評を博している。まだ移植作品がモーションコントロールに対応するかは未定であるが、Joy-Conでエイミングする爽快感をふたたび味わえそうだ。
ちなみに移植された『バイオハザード リベレーションズ コレクション』は、2018年1月31日時点で50万本を販売しており、その約半数がNintendo Switch版のものだったことが報告されている(リンク先はPDF)。派手な数字ではないが、マーケットが存在することを多かれ少なれ立証するデータである。ファンがいるということも、移植作品をリリースする上での重要な指標になるのだろう。Nintendo Switch向けには『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』や『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver』などもリリースし、成功を収めるカプコン。同ハード向けの移植を柱にした路線は、しばらく続くのかもしれない。