『フォートナイト』8月の月間プレイヤー数が過去最多の7830万人に。Nintendo Switch/Android版の配信を経て大幅増


Epic Games920日、『フォートナイト』の月間プレイヤー数が過去最高の7830万人に達したことを発表した。こちらは2018年8月の数値。今後はプレイヤーの増加により顕在化したサーバー周りやプレイヤーデータ関連の問題点を重点的に直していくとのこと。『フォートナイト』の月間プレイヤー数は、今年6月時点では約4000万人であると公表されており(The Verge)、それから短期間で倍近くにまで数値を伸ばしている(累計プレイヤー数に関しては、6月時点で約12500万人であると発表されている)。

6月以降にプレイヤー数が激増した要因としては、同月に開始されたNintendo Switch版の配信と、8月のAndroid版のベータテスト開始が挙げられるだろう。Android版では配信から21日間で2300万人ものプレイヤーがベータテストに応募し、1500万人が実際にゲームのAPKファイルをダウンロードしたと伝えられている(Android版はGoogle Playを経由せず、本作の公式サイトを通じてAPKファイルを直接提供している)。つまり現時点でのプラットフォーム合算の累計プレイヤー数は少なくとも14000万人を超えていると考えられる(6月に発表された12500万人+1500万人)。そこにNintendo Switch版のプレイヤー数を足せば、さらに膨大な数になるだろう。

バトルロイヤルモードでは、927日開幕予定のシーズン6に向けたものと思わしき動きがゲーム内で観測されている。数週間に渡りマップ上を移動し続けていた巨大キューブが、先日ルートレイクの湖と溶け合い、ルートレイク全体を巨大なトランポリンへと変化。これまで横断が面倒であった湖付近が、ボヨンボヨンと楽しく素早く渡れるようになった。シーズン開幕時にはマップ上に何らかの変化が適用されることが通例となっており、ルートレイク以外の場所もいくつか刷新されると予測されている。またシーズン6では、ゲーム内オーディオの改善が図られていくことも発表されている(公式サイト)。

一方、バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)も915日、モバイル版の全世界デイリーアクティブプレイヤー数が2000万人に到達したと発表している(該当ツイート)。PC版のプレイヤー数が下降傾向にあるとはいえ、F2Pのモバイルマーケットでは賑わいを見せている。つい先日には、『PUBG』の開発元PUBG Corp.が、韓国のレーティング機関GRACGame Rating and Administration Committee)に同作のPlayStation 4版のレーティング審査を申請していたことが明らかとなっている(関連記事)。『フォートナイト』に続き『PUBG』も、対応プラットフォームの追加によりプレイヤーベースの拡大が図られると期待できそうだ。