オープンワールド・サバイバル『Conan Exiles』、国内PS4版は『コナン アウトキャスト』として8月23日に発売。海外版との差異は性表現のみ

スパイク・チュンソフトは5月31日、PlayStation 4向け『Conan Outcasts(コナン アウトキャスト)』を8月23日に発売すると発表した。『コナン アウトキャスト』は小説「英雄コナン」を題材にしたオープンワールド・サバイバルアクションゲームゲームだ。

スパイク・チュンソフトは5月31日、PlayStation 4向けオープンワールド・サバイバルアクションゲーム『Conan Outcasts(コナン アウトキャスト)』を8月23日に発売すると発表した。価格は6800円(税別)。パッケージ版には「サバイバル・ガイドブック」が同梱されるほか、早期購入特典には「コナンのアトランティスの剣」が付属(初回製造分のみ)。一方のダウンロード版には、2018年9月5日までに購入すれば「コナン王の鎧」がプレゼントされる。

本作はFuncomが手がけ、『Conan Exiles』というタイトルでSteamや海外PS4/Xbox Oneにて発売中。国内では、この原題が他者の商標権を侵害するおそれがあるため、日本語版独自のタイトルにて販売することになったという。なお改題にあたっては、Funcomの協力のもと原題に類似した意味を持つ単語を選定したとのことだ。

*海外版のローンチトレイラー

『コナン アウトキャスト』は、小説「Conan the Barbarian(英雄コナン)」の世界観をもとにした作品だ。プレイヤーは未開の地へと流刑にされ、裸一貫で広大な荒野に放り出される。荒野のほかにも寒冷地帯や火山地帯、湿地帯などを有すこの世界は、ほかの犯罪者や動物、モンスターの存在など危険に満ちている。この地を生き抜くためには、資源を求めて探索をし、道具や武器をクラフトしたり、食料を得るために農作物を育てたり、また拠点となる建物を建てるなどしなければならない。

そして小さな入植地を築き、倒した敵を連れ帰って奴隷として働かせ、ゆくゆくは巨大な王国へと発展させるのだ。その過程では、時折発生するモンスターの拠点襲撃を退けたり、自らが信仰する神に生贄を捧げ、巨大な神の化身を召喚してほかの拠点を破滅に追いやったりなど、さまざまなイベントを楽しめる。開発元のFuncomは、本作の正式リリース後も開発を継続しており、この世界でできることは益々増えていくことだろう(関連記事)。

国内PS4版においては、タイトル以外にもいくつか変更点があり、これも今回発表されている。具体的には、まずキャラクターメイクでの男性器の大きさを設定する項目、いわゆる“陰茎スライダー”が削除される。また、ゲームオプションの半裸設定(女性キャラの胸部露出表現)も削除され、すべての装備品を外しても、男女ともに最低限の衣服を着用した状態になる。そして、一部モンスターに描かれていた男性器についても削除されるとのことだ。

本作はCEROにて18歳以上のみ対象の「Z」にレーティングされているが、こういった表現は海外のコンソール版でも規制が入っておりやむを得ないといったところだろうか(欧州ではフルヌード化DLCが用意されている)。これについてスパイク・チュンソフトは、「オリジナルの表現を可能な限り維持するよう努力をしておりますが、審査機関の定める禁止表現に抵触しないのも原則でございます」とコメントしている。なお、ゴア表現については、海外PS4版と同一の表現になるとのこと。また、オンラインマルチプレイのマッチングに関しては、ワールドワイド対応で海外のプレイヤーと一緒にプレイすることは可能とのことである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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