『Stardew Valley』のChucklefishの次なるプロデュース作品は、宇宙ステーション管理シミュレーション『Starmancer』に

インディーゲームパブリッシャーChucklefish Gamesは、『Starmancer』開発チームとパートナー契約を結んだことをTwitter上で発表した。『Starmancer』は現在Kicstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを実施している、宇宙ステーション管理シミュレーションゲームだ。プレイヤーは、地球から逃げ延びた人類が住まう宇宙ステーションを管理する。

インディーゲームパブリッシャーChucklefish Gamesは、『Starmancer』開発チームとパートナー契約を結んだことをTwitter上で発表した。パートナー契約の具体的な内容は不明であるが、パブリッシングにおいて提携したと考えてよさそうだ。

Starmancer』は現在Kicstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを実施している、宇宙ステーション管理シミュレーションゲームだ。プレイヤーは、地球から逃げ延びた人類が住まう宇宙ステーションを管理。人類を保護しながら彼らを未来へ導くのが務めだ。ステーション内で生きる人々にはそれぞれに個性とスキルがあり、人間同士の関係性も存在する。また人間はただ暮らすだけでなく、栄養や充実感、愛など多岐にわたる要素を求めて日々を生きる。また宇宙ステーション自体のメンテナンスや強化も不可欠。宇宙ステーション外からも商人や宇宙海賊などさまざまな干渉が発生する。ハコと人を管理し、険しい宇宙暮らしを乗り切るのだ。

Chucklefish Gamesは、『Stardew Valley』をプロデュースしたことでも知られている(開発はConcernedApe)。また同社は宇宙サンドボックス『Starbound』を開発・発売した実績もある。現在は魔法の学校を題材としたRPG『Spellbound』を開発中。そのほか『ファミコンウォーズ』ライクな戦略シミュレーション『Wargroove』の開発も進めていることも明かされている。キュートなピクセルアートを用いた期待作をいくつも抱えている同社は、同じく特徴的なビジュアルの『Starmancer』と早期に契約を結ぶことに成功したようだ。

『Starmancer』は、前述したように単なる宇宙ステーションシミュレーションというだけでなく、体外勢力との交渉や人々のミクロの部分まで管理をする必要があるなど、奥行きを見せるゲーム性も魅力。そうした要素に心惹かれたユーザーも多いのか、すでに目標額の4万ドルに対して倍以上の9万4000ドルの資金を集めている。期待作になりつつある作品をハンティングするフットワークの軽さは、『Stardew Valley』のポテンシャルを見抜いたChucklefish Gamesならではだろう。ConcernedApeもまた次回作に取り組んでいることが発表されており、Chucklefish Gamesの“弾”は増え続けている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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