『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』Steam/PS4/ニンテンドースイッチ/モバイル向けに発表。PS Vita版からシナリオなど新要素を追加
スクウェア・エニックスは3月9日、『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』をSteam/PlayStation 4/ニンテンドースイッチ/iOS/Android向けに発表した。2018年内に発売予定。本日放送されたNintendo Directの中でも紹介された本作は、2016年にPS Vita向けに発売されたRPG『サガ スカーレット グレイス』の移植版だ。
『サガ スカーレット グレイス』は、『ロマンシング サ・ガ』シリーズを継承した新たなSaGaとして開発された。主人公は、武家帰属の令嬢ウルピナ、農民の男レオナルド、陶芸家の女性タリア、法定処刑人バルマンテの4人。プレイヤーは、出自も旅をする理由も異なるこの主人公たちの中から一人を選ぶ。その物語は、フリーシナリオシステムにより、プレイヤーの選択で多彩に展開していくことが特徴だ。また、ゲームを進める中ではさまざまなキャラクターを仲間にでき、その数は70人以上にものぼる。
バトルシステムには、新しい技を編み出す「閃き」や、キャラクターの配置で特定の効果を得られる「陣形」といったシリーズの伝統を継承しつつ、味方や敵の行動順を確認できるタイムラインシステムを導入。特定の条件を揃えると強力な連続攻撃が発生するなど、戦略性の高いバトルが楽しめる。また本作ではレベル制に依らないキャラクターの成長システムを採用しており、バトル終了時にステータスアップすることがあるほか、武器などを使い込んでスキルレベルを上げたり、ボーナス効果を得られるロールの装備、さらに鍛冶屋で装備を強化することなどでキャラクターを成長させることができる。
移植版となる『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』では、こういったオリジナル版の特徴はそのままに、新たに大ボリュームのシナリオや、ボイス、BGM、キャラクターといった新要素を追加しているという。