『ファイナルファンタジーXV』Steam版の早期購入特典として『Half-Life』とのコラボが決定。2月26日には体験版も配信
スクウェア・エニックスは2月22日、『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』について、来月の発売に先がけて、無料体験版を2月26日(国内は27日午前2時)にSteam/Origin/Windows 10の各ストアにて配信すると発表した。この体験版では、ゲーム本編の序盤であるチャプター1をプレイでき、4K/HDRをサポートするPC版ならではの高精細なグラフィックを確かめることができる。ただし、製品版とは違いサブクエストは発生しないとのこと。
そして、本作の早期購入特典のために、Valveの『Half-Life』とのコラボレーションをおこなうことも発表された。2018年5月1日までにSteam版を予約もしくは購入すると、ゲーム本編および「オンライン拡張パック:戦友」で使用できるアイテムがプレゼントされる。それぞれ『Half-Life』でおなじみの装備であったり、ゴードン・フリーマンになりきれるアイテムとなっている。各アイテムはSteam Workshopから入手できるようになる予定で、具体的な内容は以下のとおり。
・ハーフライフスタイル(本編用)
ブラックメサ社製の防護服と黒縁メガネのセット
・クロウバー(本編用)
非常時において高い汎用性を誇る金属製の工具
・H.E.V.スーツ(オンライン拡張パック:戦友専用衣装)
ブラックメサ社製の高性能な特殊防護服
・フィジシストグラス(オンライン拡張パック:戦友専用アクセサリー)
寡黙な物理学者が愛用したという黒縁のメガネ
・クロウバー(オンライン拡張パック:戦友専用武器)
非常時において高い汎用性を誇る金属製の工具
『FINAL FANTASY XV』のディレクター田畑端氏からは、この「WINDOWS EDITION」はデータ容量の異なる2種類がリリースされることも明らかにされた。それぞれゲーム内容に違いはなく、解像度がフルHDか4Kのどちらまで対応するかという違いにより、フルHD版は100GB、4K版は155GBになるとのこと。かなりの大容量となるため、購入予定の方はこれを参考にストレージを空けておこう。また田畑氏は、「WINDOWS EDITION」ではModへの対応など、発売後もさまざまなことに取り組んでいくと述べている。Modについては、PCユーザーに自由に楽しんでもらうための一環としてかねてから対応が明言されており、先日はゲーム内のNPCを「サボテンダー」に置き換えるModが披露されていた。発売後にはユーザーによるModだけでなく、こうした公式Modも続々と登場するようだ(関連記事)。
なおWindows 10版とXbox One版では、両方購入したユーザーはXbox Liveを通じてセーブデータを共有できるほか、発売後のアップデートにより「オンライン拡張パック:戦友」を両バージョンのユーザーが一緒に遊べるクロスプラットフォームプレイに対応する予定であることも今回発表されている。
『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』は、ゲーム本編に加えて、コンソール版で配信したDLCやアップデート、また追加マップやファーストパーソンモードなどの新規要素をまとめて収録したバージョンとなる。3月7日にSteam/Origin/Windows 10にて発売予定だ。各ストアでは、それぞれ独自の予約特典が用意されているので、興味のある方は早めにチェックしておこう。