『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』溜め攻撃のバグを利用した大技「ボウスピン」が新たに編み出される。属性と組み合わせ敵を圧倒
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』にて、「ボウスピン」と呼ばれる大技が新たに編み出された。その詳細をKotakuが報じている。「ボウスピン」とは、大剣やハンマーといった重量武器使用時に繰り出せる「溜め攻撃」を利用したバグもしくはグリッチ技だ。重量武器では、溜めている間はリンクが剣を両手にぐるぐると回り始める。この回転攻撃自体も強力なのだが、さらにその威力を強化するのが「ボウスピン」だ。
手順はシンプルだ。前述した大剣やハンマーを持ち、Yボタンを長押しすることで溜めを開始する。がんばりゲージが減り始めたタイミングでBボタン(キャンセルボタン。ジャンプではないので注意)とZRボタンを一瞬同時押しすることで、バグによりリンクが振り回しているものが剣や鈍器ではなく、弓矢(ボウ)にかわるのだ。この弓矢を回している状態では、リンクの攻撃判定が「背中」に変化するほか、当たり判定の範囲が狭くなる代わりに、多段ヒットすることもあるという。実際に試してみたが、コマンドも簡単でタイミングも厳しくなく、繰り出すこと自体はかなり容易な印象だ。
この「ボウスピン」の魅力は、むしろ属性攻撃との組み合わせにあるだろう。たとえば氷属性や雷属性と組み合わせ、さらには敵の倒れ込みキャンセルなどと組み合わせると、敵と1vs1で対峙する場面で一方的に攻撃できるなど、戦局を大きく変化させ敵を圧倒するポテンシャルが秘められているのだ。ただし、この技は通常の溜め攻撃と同様に、がんばりゲージを大きく消費し、武器の耐久値は消耗する。高火力を出しやすい分、消耗も激しいので使い時を考える必要があるだろう。
この技を発明したのはYouTubeユーザーRinHara5aki氏。この大技のベースとなる弓矢バグは発見されていた。これまでこのバグは認知されていたものの、戦闘に応用されることはなかった。RinHara5aki氏は属性攻撃や倒れ込みキャンセルとの組み合わせにより、その使い道を見出したわけだ。氏のチャンネルでは、今回の「ボウスピン」の繰り出し方、仕組みや応用が細かく解説されているので、ぜひこの大技をマスターしたい方は氏の動画をチェックしてほしい。