『キングダムハーツ3』「モンスターズ・インク」参戦を告げる新映像公開。主題歌は宇多田ヒカルが担当
スクウェア・エニックスは2月10日に行われた、「D23 Expo Japan 2018」にて『キングダムハーツ3』の新映像を公開した。今回公開された映像はふたつ。ひとつめは、「モンスターズ・インク」の参戦を告げるもの。
映像では、“モンスター”の容貌をしたソラ・ドナルド・グーフィーが、サリーとマイクのコンビに出会うシーンが確認できる。どうやらソラたちは怖がらせに腐心する彼らと協力することになるようだ。ドナルドがマイクのような一つ目の容姿をしているせいで、マイクがすねてしまうという原作でもよく見かけるコミカルな場面も。おなじみのモンスターの街やモンスターズ・インク社および工場といったステージも映し出されており、メカニカルなギミックを使って戦闘が繰り広げられている。
すでに登場が発表されている「トイ・ストーリー」「塔の上のラプンツェル」のキャラクター・ステージが確認できるカットも盛り込まれている。ギミックを活用したシーンも多く、それぞれのステージに異なる特徴がありそうだ。そして最後には黒い覆面を被った人物がソラに近付き、ソラが「ヴァニタス」と反応。その人物が「ヴェントゥス、そんなところに隠れていたとはなと」とコメントするシーンも。ほかにも新13機関に所属すると名乗るマールーシャが登場するなど、旧作キャラクターの存在を示唆する描写も多い。
もうひとつの映像は、テーマソングを発表する内容のものだ。第一作目から『キングダムハーツ』シリーズのナンバリングにてテーマソングを歌ってきた宇多田ヒカルが同作も主題歌を担当。書き下ろしとなる楽曲「誓い」を聞くことができる。映像の最後にはリクとミッキーが登場し、リクが「このキーブレードはもう使えない、だからここに残していくよ」と話すなど、こちらでも示唆の富んだシーンが収録されている。
『キングダムハーツ3』はPlayStation 4/Xbox One向けに発売予定。開発にはUnreal Engine 4が使用されている。発売時期は2018年。今年発売予定ということもあってか、よりプレイアブルなシーンが多く確認できる印象だ。ピクサー作品の参戦発表が続いているが、まだまだ未発表の参戦キャラクター・ワールドが存在するのだろうか。さらなる続報を待ちたい。