「相手を落とせば勝ち」ルールの大乱闘FPS『Sky Noon』正式発表。グラップリングフックで飛び回り、空気銃で敵を吹き飛ばす

Reverb Triple XPは2月6日、『Sky Noon』を正式発表した。本作はニュージーランドのデベロッパーLunar Roosterが開発するマルチプレイFPS。体力ゲージはなく、島から落下するギリギリまで形勢逆転のチャンスがある。一人称視点で戦う大乱闘ゲームとも称せるだろう。

Reverb Triple XPは2月6日、『Sky Noon』を正式発表した。本作はニュージーランドのデベロッパーLunar Roosterが開発するマルチプレイFPS。米国西部ではなく天空に漂う浮島を開拓するカウボーイたちがグラップリングフックを使って高速移動。投げ縄で相手を引き寄せ、空気銃によるノックバック効果で場外に吹き飛ばす。体力ゲージはなく、島から落下するギリギリまで形勢逆転のチャンスがある。一人称視点で戦う大乱闘ゲームとも称せるだろう。

本作は弊誌Indie Pickでも紹介済みで、今回の発表にてパブリッシャーReverb Triple XPより販売されることが明らかとなった。Lunar Roosterは4人組のインディーデベロッパーであり、Unreal Engineコミュニティに貢献したプロジェクトを対象とする基金「Unreal Dev Grants」の受賞者としても選ばれている。

プレイヤーは雇われガンマンのひとりとして、貴重な資源である水を占有すべく、敵対組織のガンマンたちを空中のフロンティアから蹴落としていく。リボルバーやショットガン型の空気銃を撃つだけでなく、ステージ上のトロッコを押してぶつけたり、トラップを仕掛けて不意打ちを食らわせたりと、いかに相手をステージから落とすのかを考えながら、島中を飛び回る。グラップリングフックで小島から小島へと、ときには勢いよく円を描くようにして移動。ジェットパックやジャンプパッドなども駆使するノンストップアクションが味わえる。

西部劇と大乱闘の合わせ技により、ワイルド・ウェストがさらにワイルドになった『Sky Noon』。対応プラットフォームはWindowsで、2018年Q2にSteamでの早期アクセス販売が開始される。最大8人のマルチプレイ対戦と、シングルプレイのタイムトライアルに対応した、血を流さないファミリー・フレンドリーな開拓時代の幕開けだ。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

記事本文: 1953