米国特殊部隊「SWAT」となるタクティカルFPS『SwatNG』本格始動。容疑者の殺害ではなく確保を目指すミリタリーシューター

『Swat Next Generation』開発チームが、Kickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを開始した。『Swat Next Generation』は2016年に発表されたミリタリーFPSだ。アメリカ合衆国の警察に設置されている特殊部隊「SWAT」を題材にした作品として開発が進められている。

『Swat Next Generation』開発チームが、Kickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを開始した。『Swat Next Generation』は2016年に発表されたミリタリーFPSだ。対応プラットフォームはSteam。発表後長らく続報がなかったが、クラウドファンディングキャンペーンの実施を皮切りに本格始動した形だ。『SWAT4』や『Rainbow Six』シリーズと同様に、アメリカ合衆国の警察に設置されている特殊部隊「SWAT」を題材にした作品として開発が進められている。

ゲームの主役となるのは、もちろんSWAT部隊。事件現場は凶悪犯が占拠しており、市民が危険に晒されている。しかしそうした状況でも、目標はあくまで容疑者の殺害ではなく身柄の確保だ。プレイヤー司令官となり約10名の隊員に細かい指示を与え、部隊の形態を柔軟に変えて街に平和をもたらそう。

隊員はそれぞれメイン武器とセカンド武器、そして戦略装備(暗視ゴーグルやピックロック、グレネードガスなど)がセットされている。それぞれの隊員に、しっかりと役割を与えることが重要になる。部隊はいくつかの小隊に分かれており、最大4人最小1人で行動する。この編成は現場でも常時変更することが可能。数が多ければ戦闘は優位になるが、少ないほうが柔軟性は生まれる。指揮官として編成をどのようにするか、状況を的確に判断する能力が求められるのだ。

本作には多くの乗り物やロボットが登場する。防御を固めた装甲車、小型の偵察機、爆発物の処理に長けたロボット。突入のほかにも、夜間のライトや上空からの観察といったサポートに貢献するヘリコプター。救急車など幅広い。状況に応じて人以外のツールを巧みに使い分けていこう。

Kickstarterの目標額は約470万円に設定されており、約2150円以上を出資すれば、ゲーム本体が手に入る。開発にはすでに2年が費やされており、ゲーム部分は出来上がっているという。グラフィックを調達した資金により向上させていくのが今後の目標であるとのことだ。リリース時期は2018年12月となっている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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