『モンスターハンター:ワールド』本日発売。期間限定イベントやDLCについての続報も公開

カプコンは1月26日、新作ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター:ワールド』を発売した。本作は2004年に第一作目が発売された『モンスターハンター』シリーズの最新作にあたる。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One(海外)、そしてSteam(2018年秋予定)。

カプコンは1月26日、新作ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター:ワールド(以下、モンハンワールド)』を発売した。本作は2004年に第一作目が発売された『モンスターハンター』シリーズの最新作にあたる。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One(海外)、そしてSteam(2018年秋予定)。

モンスターを狩猟することを生業とする「ハンター」であるプレイヤーは、およそ10年に1度発生する「古龍」と呼ばれる他の生物とは一線を画する能力を持ったモンスター達が新大陸を目指し、海を渡る現象「古龍渡り」の謎を解明するため、新大陸古龍調査団の5期生として新大陸へ調査に向かうこととなる。

『モンハンワールド』での大きな変化として先ず挙げられるのは、「エリア間移動のシームレス化」である。これまであったエリア移動間のロードを無くすことにより、フィールドの快適な探索を実現した。ロードという壁をなくしたことでオープンワールドのような世界の広大さや世界への没入感を演出。エリア内にある狩りに役立つ「ギミック」をより自然な形で成立させ、捕食や縄張り争いといった本能のままに生きるモンスターの動きに説得力を持たせるなどさまざまな相乗効果を生むことに成功している。

『モンハン』シリーズの特徴ともいえるマルチプレイだが、本作は一部を除き、殆どのクエストをマルチプレイでクリアすることが可能となっている。クエスト中に救援が必要になった場合でも、救難信号を発信し、他のプレイヤーに助けを求めることが可能だ。また、プレイヤーたちの憩いの場となる集会エリアでは、同じ目的を持ったプレイヤーやフレンドを指定してクエストを楽しむことができる。

その他、ダメージの数値表記などUI周りの改善や、武器の作り直しが可能になるなど、これまでの『モンハン』にあった細かな問題点が改善されているのも本作の特徴だ。毎日1回アイテムと使用することでレアアイテムのドロップ率が向上する「激運チケット」が入手できるログインボーナスも実施されている。

さらに本作の発売に合わせて、「『Horizon Zero Dawn』コラボクエスト(関連記事)」のような期間限定で発生するイベントクエストのスケジュールが公式サイトにて発表されている。。特殊な状況下で行われるイベントクエストをこなすことにより、貴重な素材を簡単に入手できたり、限定装備を入手することが可能なのでぜひ挑戦してほしい。

また闘技場を舞台に、指定された武具でモンスターと戦い全世界のハンターと討伐タイムを競うチャレンジクエストの実施も発表されている。こちらは最大2人でしか挑戦できないクエストなので注意が必要だ。第一弾は2018年2月2日(金)AM9:00~2月16日(金)AM8:59までとなっている。なお、イベント、チャレンジ双方のクエストに挑戦する為には事前のオンライン接続が必要なこと、HR(ハンターランク)とよばれる信頼度に似たランクがクエストごとに指定された一定以上の数値を越えている必要があることに注意してほしい。

そして、無料/有料DLCの配信に関しての情報も発表されている。中身は主にゲーム内でキャラクターメイクに使用できるヘアスタイルやオンラインプレイ中に活用できるジェスチャー、スタンプとなっている。無料DLCの方は過去モンスターハンターシリーズに登場した「おめでとう!」などの4つのジェスチャーを含んだ追加ジェスチャーパック1、本作中に登場するキャラクター「調査班リーダー」及び「物資班リーダー」をイメージしたヘアスタイル、PS4で利用できる動画編集アプリケーション「SHAREfactory」内で利用できる専用テーマというラインナップだ。

有料DLCに関しては本作中で使用できるアイテム重ね着装備:鎧武者シリーズのほか、無料DLCとは異なる3種のジェスチャー、2種類のスタンプ、キャラメイクに使用できる竜のフェイスペイント、ちょんまげのヘアスタイルをセットにしたデラックスキット(税込1,500円)のほか、4種のジェスチャーをセットにした追加ジェスチャーパック2(税込500円)、「プーギー」スタンプセット「受付嬢」スタンプセットの2つを一纏めで購入できる追加スタンプパック1(税込300円)、受付嬢の姿を『モンハン4』に登場した「旅団の看板娘」に変更できる受付嬢着せ替え衣装:旅団の看板娘(税込300円)、そしてPS4内で使用できる特製テーマ(税込100円)などなど盛り沢山なラインナップとなっている。イベントクエストも合わせて詳しい情報は公式サイトをチェックしてほしい。

Takayuki Sawahata
Takayuki Sawahata

娯楽としてだけではなく文化としてのゲームを知り、広めていきたい。ジャンル問わず死にゲー、マゾゲー大好き。

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