「暗闇」の恐怖に怯えるホラーゲーム2本入り『AMNESIA COLLECTION』Steamキー無料配布中。1月27日深夜までの期間限定

Humble Storeにて、『AMNESIA COLLECTION』が無料配布中だ。日本標準時1月28日午前3時までにカートへ入れて手続きを進めることでSteamキーを無料取得できる。『AMNESIA COLLECTION』は、ホラーゲーム『AMNESIA』シリーズ2作品をセットにした作品。

Humble Storeにて、『AMNESIA COLLECTION』が無料配布中だ。対象プラットフォームはPC。日本標準時1月28日午前3時までにカートへ入れて手続きを進めることでSteamキーを無料取得できる(SteamおよびHumbleアカウントが必要)。

『AMNESIA COLLECTION』は、2010年9月に発売された『Amnesia: The Dark Descent』と2013年9月に発売された『Amnesia: A Machine for Pigs』をセットにした作品だ。導入の形態は異なるものの、ともに「暗闇」がテーマとされた作品である。

『Amnesia: The Dark Descent』は、Frictional Gamesが開発を手がけるシリーズ第一作目の作品だ。プレイヤーは記憶喪失の主人公ダニエルとなり古城の中を探索し、徘徊する怪物から逃れながら謎を解いていく。プレイヤーには攻撃手段が用意されておらず、ランタンとロウソクの火を使い暗闇の中を進む。

明るい場所に出ると敵に見つかってしまうため暗闇の中で隠れることになるが、暗闇の中にいると主人公のSAN値(正気度)が減り発狂していく。SAN値を削りながら隠れ続けるか、敵に襲われるリスクを追って逃げるかの選択が迫られる。ジャンプスケア(びっくり演出)に頼らず、暗闇や環境音によりプレイヤーをじりじりと追い詰める恐怖演出が絶大な支持を得た。こちらは非公式の日本語パッチが有志により作成されている。

『Amnesia: A Machine for Pigs』は、The Chinese Roomが開発を手がけるシリーズ第二作目。「暗闇」をベースにしながらもストーリーテリングに力を入れ、前述したSAN値といったシステムを一新し、リニア色の強い「ウォーキングシミュレーター」要素の強い作品となっている。『Dear Esther』『Everybody’s Gone to the Rapture』開発元であるThe Chinese Roomが制作していることもあり、ホラー色はしっかり残しているものの読み物としてデザインされているきらいがある。前作から作風大きく変化している点に、賛否両論を残す作品でもある。

とはいえ、両作ともに優れたホラー体験をプレイヤーに提供する作品であるとされている。期間限無料定の配布となっているので、寒い日が続く毎日をさらに冷やしてみてはいかがだろうか。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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