『Dead by Daylight』「ジグソウ」の参戦が正式発表。生存者とマップを新たに追加した新DLCが現地時間23日配信へ
Starbreeze StudiosとBehaviour Interactiveは現在販売中の『Dead by Daylight』におけるDLCの情報を公開した。今回発表されたDLCの名称「The SAW」。先日参戦が示唆されていた「ソウ」におけるジグソウが殺人鬼として登場するのが正式に発表されたほか、新たなサバイバーやマップも追加される。
新たな殺人鬼The Pig
ジグソウはThe Pigとして殺戮のゲームに参加する。豚のかぶりものを装着した「ジグソウ」は“彼女”と呼ばれており、原作のファンならば何者かすぐにわかるだろう。The Pigは原作と同様に心理戦を得意としたキャラクターになっている。彼女の殺人鬼としての特徴は以下のとおりだ。
・原作どおり瀕死の生存者に逆トラバサミをセット可能。セットされた生存者は特定の条件を満たしてしまうと死へと追いやられる。
・出口のゲートへと向かうと自動的に逆トラバサミが発動し死亡。
・ジェネレータの修理を完了するとタイマーが発動し、一定時間が経過すると自動的に逆トラバサミが発動し死亡。
・この逆トラバサミから解放されるには、マップ上に落ちているジグソウボックスに入っているキーを集める必要がある。
The Pigにともなって実装されるPerkは以下のとおり。
・Hangman’s Trick
破壊された、もしくは使用済みのフックを30秒後に自動的に修復するようになる。破壊工作が始められた際には通知される。
・Surveillance
最後に妨害したジェネレータのオーラを16秒間白く表示。
・Make Your Choice
殺人者側から48メートル以上離れた場所で生存者が救助されると、救助した側にExposed Status Effect(一撃で瀕死になる)状態になる。このスキルの発動には60秒間のクールダウンが必要。
新たな生存者デイビッド・タップ
新たに生存者として追加されるのは、デイビッド・タップだ。ジグソウを追いかけ回した執念深い刑事が『Dead by Daylight』の世界へたどり着き、さらなるゲームへと巻き込まれる。実装されるPerkは以下のとおり。
・Tenacity
瀕死状態での移動速度が30%アップ、回復も可能に。
・Detective’s Hunch
ジェネレータを起動すると、32メートル以内のジェネレータ、チェスト、トーテムが5秒間表示。
・Stake Out
心音範囲+追いかけられていない時に15秒ごとに、最大2個まで保持できるトークンを取得。トークンをひとつ使用することでスキルチェックのGoodがGreatに変更。
そのほか、新マップであるGideons Meat Plantが追加されることも明かされている。「ソウ」の舞台にもなっている肉を生産する工場だ。入り組んだ構造やバイオレントな景観は、原作の恐ろしさを再現するだろう。心理戦を得意とする殺人鬼と執念深い生存者、そして新たなステージが導入される「The SAW Chapter」は有料にて現地時間1月23日より販売される予定だ。
『Dead by Daylight』は1人の殺人鬼と4人の生存者に分かれて対戦するホラーゲームだ。PCおよびPlayStation 4/Xbox One向けにリリースされている。今回のDLCはPC先行ではなく、家庭用機でも同じタイミングでリリースされるとのこと。すでにニュージーランドをはじめとした一部地域にて誤配信されていたようで、現地の価格は14.95 NZD。「A Nightmare on Elm Street」も同額の14.95 NZDとなっており、約720円程度の配信が濃厚だろう。今日明日中に開始されるであろう配信を待ちたい。
【UPDATE 2018/1/23 17:30】
価格についての記載を加筆・修正しました。