火星オープンワールドサバイバル『MEMORIES OF MARS』発表。プレイヤーは置き去りにされたクローン人間、Steamで早期アクセス販売へ

505 Gamesは1月18日、火星を舞台にするオープンワールド・サバイバルゲーム『MEMORIES OF MARS』を発表した。プラットフォームはPCで、今春にSteamにて早期アクセス販売をおこなう予定だ。『MEMORIES OF MARS』の舞台は、今からおよそ100年後の火星。

505 Gamesは1月18日、火星を舞台にするオープンワールド・サバイバルゲーム『MEMORIES OF MARS』を発表した。プラットフォームはWindows PCで、今春にSteamにて早期アクセス販売をおこなう予定だ。『Might & Magic Heroes』シリーズなどを手がけたLimbic Entertainmentが、Unreal Engine 4を用いて開発している。

『MEMORIES OF MARS』の舞台は、今からおよそ100年後の火星。かつては入植の可能性を求めて多くの人々が訪れたが、それは不可能だと分かり、現在は放棄された状態にある。プレイヤーは、そんな孤独な星で目を覚ました人間のクローンだ。

16平方km以上の広さがある本作のマップには、岩が転がる平地もあれば、砂漠やクレーター、渓谷、台地などさまざまな地形があり、その中には誰もいなくなった街や鉱山、工場、バイオドームなどの人工的な施設が85か所以上点在する。また、乗り捨てられた車両を発見することもできるという。プレイヤーはこのような環境でサバイバルをおこなう。

サバイバルは、体力やスタミナ、栄養、体温、酸素といったプレイヤーの基本ステータスに気を配りながらおこなうことになる。ただし、この星に生存しているのはプレイヤーだけではない。かつて人類が模索し、そして失敗した入植プロジェクトから生まれたモンスターや、プレイヤーと同じく火星に置き去りにされたクローンたちもおり、プレイヤーに襲いかかってくる。プレイヤーは武器やアーマーなどをクラフトして装備でき、初期の武器としてはピストルが用意されている。そうした武器で戦いながら、ブループリントを入手して新たな装備をクラフトするのだ。武器はバトルなどの結果失うこともあるが、ブループリントがあればふたたびクラフトすることができる。

また、クラフト要素はプレイヤーの拠点作りにも及ぶ。火星では、生き物に死をもたらすほどの強烈な太陽フレアが数週間ごとに降り注ぐそうで、この過酷な環境を生き抜くためには拠点となるシェルターは欠かせない。1人でこつこつ自分専用の基地を作るのも良いが、本作はマルチプレイにも対応しているため、ほかのプレイヤーと協力することで、より大きくて充実した施設を作り上げることも可能になる。

本作では、ユニークなシステムを持ったゲーム内イベントが定期的に発生し、イベントを生き抜くことで「Flop」と呼ばれるアイテムを入手できるという。Flopはイベント以外でも入手できるものだそうだが、どういったアイテムなのかはまだ分からない。ただ、本作の世界において貴重なもののようで、ほかのプレイヤーと戦って奪い合うような展開に発展することもあり得るとしている。このことから、本作のマルチプレイは協力プレイに限らないこともうかがえる。

なお、『MEMORIES OF MARS』の公式サイトではプレイヤーの事前登録を受け付けており、登録者にはゲームの情報が送られてくるほか、ゲーム内で使用できるライフルのブループリントと、武器やアーマーに使用できる独占カモフラージュスキンがプレゼントされる。まだまだ謎の多い本作だが、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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