鬼ごっこ型対戦ホラー『Dead By Daylight』、次なる参戦者は「ジグソウ」か。怪しげなティザートレイラーが公開
Starbreeze StudiosとBehaviour Interactiveは『Dead By Daylight』コミュニティにて新たなティザートレイラーを公開した。トレイラーのタイトルは「Time is running out!(時間切れだ!)」。映像では不気味なマスクやタイマー付きの拘束具が映し出され、最後には「Let’s Play a game…(ゲームを始めよう)」という一文が浮かび、ゲームのロゴが表示され映像は終わる。
すでにSteamやYouTubeのコメント欄や「ソウ」シリーズに登場する「ジグソウ」することを期待する声で埋め尽くされている。映し出されたマスクや拘束具、「時間切れ」「ゲーム」というメッセージから考えても、「ジグソウ」が参戦することはほぼ間違いなさそうだ。
『Dead By Daylight』は1人の殺人鬼と4人の生存者に分かれて対戦するホラーゲームだ。PCおよびPlayStation 4/Xbox One向けにリリースされている。殺人鬼は生存者を見つけて切りつけることでダウンさせ、何度も磔にすることでその数を減らしていく。生存者は殺人鬼から逃走をはかりつつも負傷した仲間を助け、発電機の修復と脱出ゲートの開放、もしくはハッチからの脱出を目指す。幅広い生存者・殺人者キャラクターが用意されており、それぞれ特徴が異なる。さらにはPerkやAdd-onを組み合わせることで、ただの鬼ごっこには収まらない頭脳的な駆け引きが展開される。
『Dead By Daylight』はホラー映画とのコラボレーションに精力的であり、すでに「悪魔のいけにえ」から「レザーフェイス」が、「エルム街の悪夢」から「フレディ」が参戦している。殺人鬼オールスターにもなりつつある面々に「ジグソウ」が加わることになる。「ジグソウ」はやはり巧妙なトラップにて生存者を心理的に追い詰めるのだろうか。すでに同作には罠を操る「トラッパー」が存在するが、チェーンソーを武器にする「レザーフェイス」登場時も同様の特徴の「ヒルビリー」が存在していたので、属性が“かぶる”ということも考えられそうだ。
『Dead By Daylight』は2016年6月に発売されて以降、ほぼ同水準のプレイヤー人口を保っている対戦ゲームだ(SteamCharts)。コミュニティからの声を聞きながら頻繁なバランス調整をおこなっているが、「フレディ」が実装された際には強すぎるとの厳しい批判を受け、大きく弱体化されるという事件もあった。「ジグソウ」の登場だけでなく、開発陣が新たなコラボレーション殺人鬼を現在の環境にうまく落とし込めるかという、ゲームバランスの部分にも注目したい。