アトラスがおくるアダルトなホラー『キャサリン・フルボディ』PS4/Vita向けに発売決定、問題作がさらなる熟成を遂げる
アトラスは本日12月19日、『キャサリン・フルボディ』をPlayStation 4/PlayStation Vita向けに発売すると発表した。詳細について明かされておらず、12月22日の19時半に放映される特番にて続報があるようだ。
あの問題作が大問題作に完熟進化!アクションパズル・アドベンチャー『キャサリン・フルボディ』ティザーサイト解禁!
最新情報は今週のファミ通、または22日放送の年末特番「激論!王道RPGからフルボディへ!? スタジオ・ゼロ特番2017」をご覧下さい!#キャサリン #アトラス https://t.co/EEoCPizAbR— アトラス公式アカウント (@Atlus_jp) December 19, 2017
『キャサリン』は2011年にPlayStation 3およびXbox 360向けに発売されたアクションパズル・アドベンチャーだ。アトラス初のHD向け作品としても注目を集めた。プレイヤーとなるのは、根は優しいが優柔不断で頼りない独身男性のヴィンセント。キャサリン(Katherine)という恋人がいるものの、将来についてもはっきりさせない自堕落的な生活を送っていた。ヴィンセントはある日、行きつけのバーにて恋人と同名の年下の金髪美女(Catherine)と出会うことで想像を絶するトラブルに巻き込まれていく。
開発を手がけるのは『ペルソナ』チームであるものの、アトラス作品の特徴であるRPG要素は完全封印。アダルトかつホラー要素のあるアドベンチャーパートと、夢にまつわるアクション・パズルパートで構成されており、ゲームスタジオとして新たな一面を開拓した作品であった。ただ『ペルソナ』シリーズと同様に、キャラクターが大きな魅力を持つ特徴は健在。発売から5年以上が経過しているが、根強い支持を得ている作品だ。
『キャサリン・フルボディ』はアクションパズル・アドベンチャーというジャンルは変わらないものの、「問題作が大問題作へと熟成する」とだけ述べられている。リマスターであるのか続編であるのかも不明だ。あのヴィンセントはさらなる受難を被るのだろうか。ちなみに開発を手がけているのはスタジオ・ゼロ。近年の『ペルソナ』シリーズをプロデュースする橋野桂氏擁する新スタジオだ。前作スタッフが続投されるのかといった点も気になるところ。