貧乳キャラに特化した癒し系・脱衣STG『DEEP SPACE WAIFU: FLAT JUSTICE』日本語付きで配信開始。やさしいシンセポップも魅力

やさしいシンセポップに乗りながら女性の衣類を剥いでいく、癒し系・脱衣シューティング『DEEP SPACE WIFE』のスタンドアロンDLC『DEEP SPACE WAIFU: FLAT JUSTICE』が12月8日に発売された。対象プラットフォームはWindows(Steam)。

やさしいシンセポップに乗りながら女性の衣類を剥いでいく、癒し系・脱衣シューティング『DEEP SPACE WIFE』のスタンドアロンDLC『DEEP SPACE WAIFU: FLAT JUSTICE』が12月8日に発売された。対象プラットフォームはWindows(Steam)、販売価格は205円(12月15日まで30%オフの143円)となっている。オリジナル作と同様、開発を担当したのはインディースタジオ「Neko Climax Studios」で、日本語にも対応済みである。

往年の国産脱衣シューティングゲームの香りを漂わせたストリップアクション『DEEP SPACE WAIFU』(紹介記事)は、2017年6月に発売されると同時に注目を浴び、翌月にはアップデートにより女性イラストがHD化。10月には女子学生にフォーカスした初のDLC「ACADEMY」を配信している。そして今回配信された「FLAT JUSTICE」は、「FLAT」というタイトルどおり貧乳っ子に特化したスタンドアロンDLCとなっている。

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ときは2069年、某国政府は幻の完璧ワイフが秘密組織に捕らわれているという情報をキャッチする。どうにか彼女の居場所を特定したいが、警察署内では汚職が蔓延っており、調査が一向に進まない。本件の担当に任命された特殊調査官キング・ベアは、メトロポリスシティのメトロロリたん警察署汚職事件の調査および幻の「ディープスペースワイフ」の捜索を開始する。

サングラスをかけたクールなキング・ベアが、「貧乳と巨乳が平等に愛される未来。妄想だと呼んでもいい。それが俺の宿命なのだ」「やつらの正義がおっぱいを優しく包み込むブラジャーみたいに、この銀河をまもりつづけている」といった名言を連発するというのも、本作の魅力のひとつ。そしてメトロロリたん所属の女性警官から情報を仕入れていくうちに、汚職事件と幻のワイフが、銀河系全体にかかわる壮大な陰謀とつながっているという、恐ろしい可能性が浮かび上がってくる。だがキング・ベアは怯まない。「俺のピストルがアクションを待っている」と、果敢にも秘密組織の正体へと迫っていく。

ゲームプレイとしてはオーソドックスな縦スクリール・シューティングとなっている。通常射撃と必殺技により女性の衣服と、邪魔するエイリアンたちを爆破していく。倒したエイリアンが落とすスターを集めることでスコアが伸びていき、ステージクリア時点での最終スコアに応じて星1つから5つの間でランクが決まる。通常射撃は3種類、必殺技は4種類用意されており、全方位に発射する爆弾、前方に集中発射するレーザー、一時的なスローモーション、スピードラン向けのスピード/ダメージ倍増スキルの中から好みの必殺技をひとつ、ステージ開始前に選択できる。

難易度は5種類あり、最難関の「ジェントルマンモード」では何と衣服を破くことが禁止されている。まさに紳士。我慢できずに脱がせてしまったらデートオーバーだ。また星5つを獲得して女性との親しさがMAXになったステージでは「ワンハンドモード」がアンロックされるのだが、紳士として振る舞うためか、「ジェントルマンモード」では無効となる。

スカートを撃つごとにヒラヒラと布がめくりあがるチラリズムや、サスペンダーが少しずつ外れていく焦らし効果など、脱衣演出は基本をおさえている。実のところ一糸まとわぬ、あられもない姿にするよりも、ほどよいチラ見せ状態をキープする方が難しかったりする。なおオリジナルの『DEEP SPACE WAIFU』では女性イラストのポーズが限られていたが、今作では複数のポーズに加えて銃や手錠といったアイテムを取り入れることで、個性を引き立たせている。ちなみに、ヌードパッチの適用方法は『DEEP SPACE WAIFU』と同じである。

なお通常ステージで脱がせられるのは上着、靴下、アクセサリーまで。いよいよ下着に手をかけるぞ、という段階でボスが現れる。ボス戦突入後は全裸にすることが可能だ。『DEEP SPACE WAIFU』では没個性的であったボスデザインも一部は進化しており、ふたつの玉を飛ばしてくる「タマタマン」や、なんといえばよいのか、太い棒で突いてくる「ボッキマン」といった直球の下ネタを惜しみなく取り入れている。また本作は貧乳っ子に特化した脱衣ゲーであるが、ボーナスステージに限り爆乳キャラが登場する。某ゲーム配信プラットフォームのボスらしき人物の人形に札束を投げつけては「ありがとうございます」を連呼されるという、一風変わったギミックも。

あれは……ゲイブ?

登場する女性陣12人も個性豊か。オッドアイの警察官「ジュリア・スズハラ」はキング・ベアが汚職事件について署内を嗅ぎ回っていることに不満げ。自己紹介文のハッシュタグは「逮捕しちゃうぞ」だ。サンタのコスプレをしたヤクザの娘「ウィンテル」のハッシュタグは「893」「お金ちょうだい」。そのほかにも、カタカナの関西弁で話す金剛ボディのサイバー警官「メタル・ロッキーちゃん」、どこまでも脳筋な銀河連邦軍の軍曹「チカラ」(ハッシュタグは「お前はもう死んでいる」「ひでぶ」)、タイトなボディースーツに身を包んだ女スパイ「カゲヤマ」など、それぞれキャラが立っている。なかには衣類の下に秘密を隠している者も。

ステージクリア後は記念撮影

また本作における裏の主役は、上質なシンセポップを中心としたサウンドトラックである。ボーカル付きの楽曲もあり、オリジナル作よりも内容が豪華。『DEEP SPACE WAIFU』『DEEP SPACE WAIFU: FLAT JUSTICE』ともに別売りのサウンドトラックがあるので、気になった方はそちらもチェックしてみよう。ゲーム本編と各種DLC・サウンドトラックがセットになったバンドルも販売されている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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